日本大学

わたくしたちの班のフィールドリサーチのメインテーマは「食品企業の伝統と革新」です。特に、企業成長・文化戦略・国際化戦略の面で調味料業界は大きな成果をあげていますので、力点を調味料企業に置いています。調査フィールドは、千葉県北部の野田市・柏市を選び、（株）キッコーマンの工場・研究所の見学と調査、ならびに、百貨店・スーパー・食品スーパーにおける調味料売場の観察調査を行っています。
野田市内には、日本ミルクコミュニティ社（旧・雪印乳業）の主力工場があり、この工場も併せて見学・調査を行っています。事前の勉強会では、醤油などの調味料商品の基礎知識、食品工場の仕組みと食品事故防止の諸方策、食品流通の現状などについての文献資料を学習します。
なお、2005・2006年度には、柏市内の有力な高級スーパーの経営者石戸孝行氏（現・相談役）に感銘深い講演を行って頂くことができました。