2026年9月10日(木)のグループワーク(GW)、雪印メグミルク海老名工場の見学からはじまり、タカナシ乳業の方々を講師にお迎えして14〜16日、18日(金)の計5日間で、乳製品の製造実習(食品開発学科3年生・夏期集中)を実施しました(担当教員は津田先生、細野先生、陶先生、川井先生)。


昨年に引き続き松島先生(元・タカナシ乳業)より講義をいただき、殺菌温度の異なる牛乳(7製品)の飲み比べ・銘柄当てから実習がスタートしました。学生さんは殺菌温度等による牛乳の差違を学べたのでは、と思っています(期待しています)。なお、ご同行のスタッフの方(タカナシ乳業)は全てを正解されていました(素晴らしい!)。


バター製造では、皆でボトルを振る音も心地よいものです。バターミルクも美味しかったですね。

なお、オランダでは発酵させたバターミルクのことをカルネメルク(Karnemelk)と呼びますが(https://oranda.jp/guide/gourmet/karnemelk/)、工業的には脱脂乳(もしくは低脂肪乳)に乳酸菌(Lactococcus 属など)を添加して15〜20時間発酵(pH4.4〜4.6)させて製造・市販されています。いわゆる酸っぱい、ややとろみのある飲料乳なので、オランダの留学先(Groningen大学)研究室では入室した方々にカルネメルクを牛乳としてプレゼントして、その反応を一つの歓待としていました(私は以外と飲めてしまったので、後で事情を知りました・・・)。
実は、飲み慣れると牛乳よりもカルネメルクをよく飲むようになり、Groningen(雪印メグミルク・ヨーロッパ研究所)で過ごしていた大学時代の2年後輩・冠木さん(雪印メグミルク、現・研究所長)もカルネメルクを愛飲していたとのことです。
当日は、さらにレモン汁またはカボス汁を用いたカゼインタンパク質の酸沈殿によるフレッシュチーズ製造も行いました。

翌日はヨーグルトの製造に入り、スターター乳酸菌(各市販ヨーグルト)を保温した牛乳に添加後、発酵度合いを経時的に酸度滴定(乳酸の重量%測定)で調べました(写真無し)。
最後に、ホイップクリームを調製し(写真は松島先生による華麗なるクリーム撹拌技術!)、

カップケーキをつくりました(写真は5班のカップスノー:美しい〜)。

16日はモッツアレラチーズ(パスタフィラータ系チーズ:パスタは「生地」、フィラータは「繊維状」の意)を製造しました。写真はノンホモの低温殺菌乳にスターター乳酸菌を接種しているところです。

諸行程(省略)を経て、モッツアレラチーズの完成です。

各班で作製したモッツアレラチーズの味が異なる(スターター乳酸菌の発酵度合い、カードの切断とクッキング時間等)ことも学修できたと思います。
最終日は、グループワークの課題であった「新しい乳製品の提案について」の発表会でした。とても有意義な時間となりました。また、学生さん、関係者の皆さん、大変にお疲れさまでした。




