日本大学 生物資源科学部
食品経済学科
Department Food Economics

「食」で人を幸せにしたい

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大矢ゼミ詳細

食品産業構造研究室 紹介
コンビニエンス・ストアなどにあふれている多様な食品、しかし、私たちの生活にとってなくてならない最も大切な食品、このような食品を提供し続けているのは、食品メーカーなどで構成されている"食品産業"です。私どもの研究室は、私たちの食の担い手になっている"食品産業"のなかから、元気のある食品企業を取り上げて、どうして元気のある食品企業になることができたのか、その"元気の源"を明らかにしています。
【学生の活動状況】
私どもの研究室では学生の自主性を大切にしています。したがってゼミナール等のテーマは各自の意思によって決定しています。実際には、1年の時には、基礎ゼミナールで研究室の小テーブルを囲みながら討論を行い、人前で自分の意見を話せるように学習しています。翌年の2年の時には、フィールドリサーチで、実際に食品企業の経営者の方々とお会いして学びます。それをベースにして、3年・4年では、ゼミナールでこれからの自分の進路を決定する際の意思決定能力と、就職活動に関係する食品企業等への対応力、さらには食品産業などに対する総合的な分析力を高めて自信を持って社会対応ができるように学習しています。私どもの研究室は元気のある皆さんを心から歓迎します。貴重な青春の時期を、私達と一緒に学んで、元気と自信を持って社会に巣立って行きましょう。
【これまでの主な卒論テーマ】
戦後ジャムメーカーの動向と課題、日本企業のインドネシア進出、菓子業界の構造変化、水産練り製品業界の動向、チーズ消費の視点からみた乳業メーカーの課題、菓子製造業の経営戦略、レトルト食品製造業の成長要因、ミツカングループの経営戦略、アサヒビールの経営史、パンをめぐるフードシステム、卸売業の動向、パンの消費動向とその要因分析、チョコレートの消費動向と企業戦略、食の外部化要因分析など。
【卒業生の主な就職先】
明治乳業、森永製菓、東洋水産、伊藤園、味の素冷凍食品、シマダヤ、カンロ、ソントン食品、正栄食品工業、JALウェイズ、横浜銀行、中小企業基盤整備機構、小山市役所、日本大学など。

教員紹介

氏名: 大矢 祐治(おおや ゆうじ)

教員紹介詳細

ポスト: 教授
学位: 博士(農学)
担当科目: 食品産業論、食品産業政策、食品産業史
所属学会: 日本フードシステム学会、日本農村生活学会など
社会活動: 日本フードシステム学会理事、日本農村生活学会理事、
大豆取引監視委員、日本醤油技術センター評議員など
主要業績
[01] 大矢祐治『食品産業における中小企業近代化促進政策の展開と意義』筑波書房
[02] 大矢祐治「みそ製造業の構造変化とその要因」『食品経済』第30号
[03] 大矢祐治「しょうゆ製造業の構造変化とその要因」『食品経済』第31号
[04] 大矢祐治「めんつゆ類製造業の構造変化とその要因」『食品経済研究』第32号
[05] 大矢祐治「みそ製造業をめぐる国産大豆活用とその課題」『食品経済』第33号
[06] 大矢祐治「みそ製造業におけるトップ企業の生成とその要因」『農と食とフードシステム』農林統計協会
[07] 大矢祐治「ユーザー主導の地元産食材加工の試みとその展開」『野菜のフードシステム』農林統計協会
[08] 大矢祐治「食品の安全性をめぐる問題とチェック体制」『現代の食品産業』農林統計協会
  など


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