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【研究室の概要】 なぜ、私たちは「カップヌードル」「ポッキー」「セブンイレブン」「マクドナルド」という商品名、企業名を記憶しているのでしょうか。こうした名前(ブランド)が私達の頭に残っている仕組み(マーケティング)を勉強しています。 研究室の2〜4年次の所属学生数は合計50名(2009年度)であり、研究室はゼミナールの報告準備や、教員、友人とのコミュニケーションを図る場所として利用されています。 研究室が1954(昭和29)年創刊、広告・マーケティングの専門雑誌『宣伝会議10/15』(2008 no.751)で紹介されました。「研究室へようこそ!−産地から消費者までフードシステムの概念で食品のマーケティング戦略の問題点を洗い出す−」というタイトルで紹介されました。生物資源科学部にあるユニークな研究室ということで取り上げたそうです。 |
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【フィールドリサーチのテーマと概要】 地域産業は地域の「過疎対策」「経済振興策」として生成・発展してきました。しかし、農山漁村における地域産業は一次産業の衰退、経営者の高齢化などの理由により、地域の活力が低下してきており、地域独自の意欲と創意工夫が求められています。地産地消、食と農の連携、地域ブランドの確立、都市と農村の共生・交流などはその一例です。この班では地域の活性化に貢献している体験型民宿について、マーケティングの視点からその現状と課題について学習します。フィールドリサーチは主体的に学ぶ姿勢を身に付け、素朴な民宿経営者との会話はコミュニケーションの大切とその難しさを学び、合宿生活は一生の思い出となっています。 |
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【ゼミのテーマと概要】 「フードビジネスの組織研究とマーケティング」 フードビジネスに関わる構成主体(農林漁業、食品メーカー、小売業、外食産業など)について、日頃、学生諸君が興味を抱いている主体を対象にして、各自がその組織(歴史、事業内容、経営戦略など)やマーケティング戦略を実証的・理論的に分析を行い、その報告内容をもとに参加者全員がさまざまな視点から討議し課題を探求します。 |
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【2009年度の卒業論文のテーマ】 現代の子どもたちと食育−学校給食を中心として−、スターバックスコーヒージャパンの経営戦略と課題、「食べ放題レストラン」の現状と課題、ごみの分別・処理における現状と課題、山葵のフードシステム、駅ナカビジネス経営戦略と展望、祭りと食文化など |
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【卒業生の主な就職先】 郵便局株式会社、ヨークベニマル、シダックス、横浜農業協同組合、清水銀行、三井住友銀行、小岩井乳業、日本ハムなど |
氏名: | 木島 実(きじま みのる) |
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ポスト: | 教授 |
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学位: | 博士(農学) |
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担当科目: | 食品マーケティング論、食品広告論、基礎簿記原理、応用簿記原理 |
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所属学会: | 日本フードシステム学会、日本農業経済学会、日本農業市場学会 |
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社会活動: | 日本フードシステム学会理事・事務局長 |
[01] | 木島実 『食品企業の発展と企業者活動』 筑波書房、1999年 |
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[02] | 斎藤修・木島実編著 『小麦粉製品のフードシステム-川中からの接近-』 農林統計協会 2003年 |
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[03] | 木島実「成熟期にきた食の需給」高橋正郎編著『食料経済 第3版-フードシステムからみた食料問題-』理工学社 2005 |
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[04] | 木島実「郷土食-味噌煮込みうどん-の加工食品化とニッチマーケティング」「(株)永谷園の商品開発と企業理念 味ひとすじ」中島正道・辻雅司編著『中小食品企業のマーケティング読本-伝統食品マーケティングの実際-』農林統計協会 2006 |
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[05] | 木島実「加工食品をめぐる地域ブランドの戦略と管理」斎藤修編著『地域ブランドの戦略と管理−日本と韓国/米から水産品まで−』農山漁村文化協会2008 |
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[06] | 木島実「加工食品企業の使命」『特集:役に立つ食品企業研究』明日の食品産業2009.12 |
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