研究グループと内容


9つの研究グループで生活習慣病のモデルを作製し食品成分の効果を詳細に調べます。

食品成分の生理機能を遺伝子やタンパク質の発現変化から検討しています。

1.血管内皮細胞グループ

g1

【目的】
血管の健全性の維持のしくみ
食品成分の動脈硬化予防作用

【内容】

  • 血液凝固・線溶系の調節
  • 血管収縮・拡張作用
  • バリアー機能

2.アストロサイトグループ

g2

【目的】
脳卒中ラットから分離した
培養アストロサイト使用

【内容】

  • 脳卒中発症の機構
  • 食品成分の脳卒中予防作用
  •  

3.脂肪細胞グループ

g3

【目的】
成熟脂肪細胞への分化刺激に対する調節作用
炎症刺激で誘導されるアディポサイトカイン

【内容】

  • エネルギーとして中性脂質蓄積
  • 線維芽細胞から分化して成熟脂肪細胞が形成
  • ホルモン(アディポサイトカイン)産生

4.ガン細胞グループ

g4

【目的】
食品成分のガン予防作用
    

【内容】

  • ガン細胞の特徴
  • 食品成分

 

5.小腸内分泌細胞グループ

g5

【目的】
摂食調節 (促進、抑制)に関わる遺伝子発現
受容体の遺伝子発現

【内容】

  • 小腸細胞における血糖調節
  • 小腸細胞における脂肪酸受容体の働き

 

6.肝臓細胞グループ

g6

【目的】
食品成分の肝障害予防機能
食品成分の代謝調節によるエネルギー 促進

【内容】

  • 肝臓細胞の働き
  • 正常な肝臓からNASHの形成
  • 食品成分

生活習慣病に関係の深い細胞ごとに研究を進めます

  • 疾病の発症機構や食品成分の疾病に対する予防作用や作用特性について遺伝子発現を中心に調べます。また、身体の新たな働き(生理的役割)や、これらに対する食品成分の作用も調べています。
研究グループの図

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