研究グループと内容


1.血管内皮細胞グループ

1.血管内皮細胞グループ
動脈硬化の発症機構に関する研究

  • 血管内皮細胞は、血管の血液と直接接している部分(内表面)をシール状におおっている細胞で動脈硬化の発生に関わる重要な細胞です。
  • 血管内皮細胞の機能は、血圧調節、血液の凝固や線溶調節以外に多くの機能が判明し、健全な血管内皮細胞であれば、これら機能が維持されて健康な血管で動脈硬化の発生を最小に抑えることができます。
  • ところが、何らかの原因で血管内皮細胞が傷害され機能が低下した場合、種々の変化が惹起され動脈硬化を強く促進する複数のイベントを誘導します。
  • 脳の血管で動脈硬化が起こると脳卒中になるリスクを高め、また、心臓の血管で動脈硬化が起こると心筋梗塞のリスクを高めます。
  • 近年、食品成分が血管内皮細胞に働き障害を阻止して動脈硬化を予防する作用が示されてきました。

血管内皮細胞グループでは、どのような食品成分がどのような仕組みで血管内皮細胞の傷害を阻止して健全性を維持することが出来るかを調べます。

1.血管内皮細胞グループ:02

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