本学セミナーにて産業総合技術研究所(産総研)の玉木先生をお招きして,「未知の微生物を”培養”して新たな生命機能を探る」というタイトルで研究講演をしていただきました!あまりにレベルの高い研究で講演終わりまでドキドキとワクワクが止まりませんでした笑.門レベルでの新種,そしてゲノム解析では見えてこない新機能を「分離培養」という地道な方法で明らかにしていく…,やはり真理は古典的方法を突き詰め,そして最先端の方法を応用することで見えてくると改めて実感しました.講演の最後には,12年間もの時間をかけて分離培養に成功した新規古細菌,Prometheoarchaeum syntrophicum MK-D1の調査から見た真核生物の誕生についての新しい進化説”Entangle-Engulf-Endogenize (E3) model”を提案されました.論文では拝見していましたが,講演を聞くと改めてその凄さに感激しました!本研究室も先生の技術や考えを取りいれて,動物から未知・難培養性細菌の分離培養を今以上に頑張っていきます!

玉木秀幸先生の情報
https://nrid.nii.ac.jp/ja/nrid/1000000421842/
https://bpri.aist.go.jp/staff/tamaki-hideyuki

真核生物の誕生についての新しい進化説”Entangle-Engulf-Endogenize (E3) model”の提案
Isolation of an archaeon at the prokaryote–eukaryote interface. Nature, 2020.
https://www.nature.com/articles/s41586-019-1916-6
https://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20200116/

玉木先生との懇親会は,終始笑いの絶えないとても充実した時間でした.動物と共生する未知細菌の分離培養に苦戦している研究室学生たちは,玉木先生と話をして,培養のヒントをもらえたようでした!