
衛生とは,生命や健康を「衛る(まもる)」という概念があります.私達の獣医衛生学研究室は動物の生命や健康に影響を与える様々な要因(病原体や環境要因など)を追究して,動物の健康を増進したり,疾病の予防に役立つプラス要因を見つけだすことを目標に研究活動を行っています.獣医衛生学が対応する守備範囲は広く,伴侶動物,家畜,野生動物,展示動物など,様々な環境で棲息している/飼育されている多様な動物を対象として,「彼らにとっての健康」とは何かを動物から学ぶ姿勢を常に大切にしながら追究して,動物の疾病予防や健康増進に貢献することを目指しています.