この度，当研究室大学院生の横森くんの研究成果が動物専門国際ジャーナルAnimalsに掲載されました！
横森くんは「ウマの性格遺伝子の同定」というテーマで研究をしており，その成果の一つとして今回，「Identification of Personality-Related Candidate Genes in Thoroughbred Racehorses Using a Bioinformatics-Based Approach Involving Functionally Annotated Human Genes 」を報告しました．内容はヒトで解明されている性格遺伝子を探索し，競走馬理化学研究所が構築したサラブレッド101頭の全ゲノム上の遺伝子変異データベースとバイオインフォマティクス手法を用いて、ウマの性格に関連する候補遺伝子を同定したというものです．
ウマの性格は引退競走馬の福祉を向上させる取り組みに際して国際的に注目されているため，海外の馬専門雑誌と科学的知見を広める団体による記事にも取り上げられました．
今後も多面的なアプローチでウマの性格遺伝子を追っていきます．
掲載論文と雑誌の紹介記事を是非とも読んでみてください！

Animals掲載論文:
https://www.mdpi.com/2076-2615/13/4/769

Horsetalk.co.nz記事:
https://www.horsetalk.co.nz/2023/02/21/horses-personality-genes-humans/

Genetic Literacy Project記事:
https://geneticliteracyproject.org/2023/03/02/do-you-find-horses-flighty-anxious-or-affable-dozens-of-genes-shape-equine-personalities-and-are-linked-to-traits-in-humans/