3.卒論研究

学生の方へ

産業動物に関わるテーマで卒論研究をしています。

研究室には3年生の終盤に入ります。4,5,6年生の3年間、卒論研究における卒論のテーマは、研究室のテーマや自分に興味のあるテーマから教員と検討を重ねテーマを決めます。

対象動物は、牛、豚、馬が主です。研究活動の場は、近隣牧場や付属農場などでのフィールドワークが主で、研究内容によってはラボワークにも取り組みます。

卒論の研究成果は、学内の卒論発表会(毎年10月ごろ)での発表に加え、各種学会で学生自らが発表します。また学術誌への論文投稿と掲載をめざします。 

生産者や他の組織の方々と協力しながら研究を進めることが多いです。

 

 

肉牛におけるビタミンA欠乏症と瞳孔反射の関係

肉牛のビタミンA欠乏症を診断するために牛の目にライトを照射して瞳孔反射を測定します。

         

 

乳頭エコーをもちいた乳頭管ケラチンプラグに関する研究

乳房炎予防にとって重要な乳頭管にあるケラチンプラグについて、エコーを用いたり成分分析したりしています。

卒論テーマ

・ホルスタイン種子牛における内脊髄水腫の1例

・神奈川県内酪農家におけるバケットミルカーと哺乳バケツの清浄度および疾病との関係

・離乳子豚におけるコリスチン代替品としての二ギ酸カリウムの有用性

・牛におけるTransient elastographyを用いた肝臓の硬度および脂肪沈着量の非侵襲的評価法の検討 

・子牛の出生時肋骨骨折の実態調査

・バイパスナイアシンが暑熱期の乳牛に及ぼす影響

・生菌製剤が新生子牛の血中ジアミンオキシダーゼ活性に与える影響

・黒毛和種におけるLEDライトの波長別にみた血中ビタミンA濃度と縮瞳の関係

・超音波画像における乾乳期間中の乳牛の乳頭内部の変化

・乳牛における超音波画像検査を用いた搾乳後の時間経過による乳頭管の変化

・大動脈弁形成不全により発症した子牛の大動脈弁閉鎖不全症1症例

・乳牛の暑熱ストレスに対するルーメンバイパスナイアシン製剤の効果

・血清IgG濃度を指標としたホルスタイン子牛における初乳製剤の有用性

・馬の被毛中コルチゾール濃度による長期ストレスの評価

・肥育牛の黒毛和種におけるLEDライトの波長別にみた血中ビタミンA濃度と縮瞳の関係

・乳牛の乾乳期における乳頭管ケラチンプラグ形成と乾乳前及び分娩後の乳汁中体細胞数との関係

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