International Environment Economics Lab
国際環境経済研究室

「持続可能な地域と社会について考えます」

持続可能な世界の実現に向けて、SDGs(持続可能な開発目標)が国際的な目標になっています。
環境問題の解決をはじめ、持続可能な地域や社会を実現するためには、どんな仕組みが必要になるでしょうか。
経済学の視点から研究しています。

研究室紹介

環境経済学を基礎に、環境保全(配慮)型社会の形成メカニズムを、社会の発展と個人・企業の行動の両面から明らかにする研究を行っています。
環境規制や環境政策の社会経済評価、環境保全(配慮)に関わる消費者や企業の行動分析が、主たる研究内容です。
ゼミ(環境経済ゼミ)では、環境問題や地域の持続的発展と関連する幅広いテーマを取り上げ、学生が卒業研究に取り組んでいます。
2018年度の夏季研修では、足尾銅山や渡良瀬遊水池(谷中村跡)を見学しました。

  • 足尾の治山事業

  • 渡良瀬遊水池(谷中村跡)

教員

Reishi MATSUMOTO
松本礼史教授

略歴
  • 1989年:広島大学工学部第3類(化学系)・化学工学課程卒業
  • 1991年:広島大学大学院生物圏科学研究科環境計画科学専攻博士課程前期修了
  • 1991年〜1994年:株式会社地域計画建築研究所勤務
  • 1997年:広島大学大学院生物圏科学研究科環境計画科学専攻博士課程後期修了
    広島大学大学院国際協力研究科助手、東亜大学総合人間・文化学部助教授を経て
  • 2003年4月:日本大学生物資源科学部国際地域開発学科助教授
  • 2015年4月〜現在:日本大学生物資源科学部国際地域開発学科教授

この研究に注目!!

Study1

「社会イノベーションの社会的受容性に関する研究」

持続可能な社会のための様々な仕掛け(社会イノベーション)が、地域でどのように生み出されるのか、また、どのように受け入れられていくのかを、地域の持続性や社会の合意形成と絡めて、明らかにした研究です。
低炭素社会、自然共生社会、循環型社会の実現に向けた環境イノベーションを事例にした共同研究で、その成果は、『社会イノベーションと地域の持続性:場の形成と社会的受容性の醸成』として、2018年12月に有斐閣から刊行されました。
私は、その中の第5章の執筆を担当しました。
  • 兵庫県豊岡市のコウノトリ(自然共生社会の例)

  • 研究成果報告シンポジウムの様子

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