「やぐら鶴」や「連携講座」などの社会貢献活動も行っています。
やぐら鶴:やぐら鶴とはチームビルディングをトレーニングするカードゲームです。
宮崎県で発生した口蹄疫の教訓から堀北が制作したゲームです。
やぐら鶴
「やぐら鶴」は宮崎口蹄疫の教訓から生まれたチームビルディングのワークショップです。
考案したのは日本大学生物資源科学部獣医学科教授で獣医師・堀北哲也さんと静岡県職員の柴田正志さん。
2010年に宮崎で口蹄疫が発生した際、防疫措置のために口蹄疫が感染する恐れのある 偶蹄類(牛・羊・シカなど)を殺処分することになり、その作業に従事した体験から、 情報の共有や取捨選択、構成員の役割分担などを体験できるワークショップに仕上げたのが この「やぐら鶴」です。
「やぐら鶴」で 第12回FOST社会貢献賞を受賞しました。(授賞式動画:堀北スピーチは1分3秒から、音が出ますのでご注意ください。)
みずから開発した『獣医師等を対象としたカードゲーム「やぐら鶴」を用いた緊急時のチームコミュニケーショントレーニングに関する研究』を 実施し、即席チームのコミュニケーションの増進とトレーニングの効率的運用のための効果検証を平成28年から平成30年にわたり全国で30回開催した。
また緊急の対応チームが多国籍にわたることを考慮してオーストラリアでも行い、「やぐら鶴」の成果を世界牛病学会や日本薬学教育学会等で発表した。
今後実際に家畜伝染病の防疫作業でこのトレーニングが役立ち、人類の将来に貢献することは素晴らしいことであり、 ゲーム的手法の社会的評価を大きく高めるものである。
このような努力と業績を評価し、科学技術融合振興財団は「FOST社会貢献賞」を授与しこれを称えるものとする。
公益財団法人 科学技術融合振興財団(略称 FOST):FOST賞は2007年度に設立され、最も優れたシミュレーション&ゲーミングの研究者に対して授与されるものです。

各地で実施しています。
社会貢献 夏季連携講座「産業動物入門2018」
夏季連携講座「産業動物入門2018」(日本大学)
2018年8月22日(水)、神奈川県総合学科高等学校教育研究会主催の夏季連携講座「産業動物入門2018」を行いました。
日本大学生物資源科学部の全面協力により、高校生を招いて大学内の博物館で動物による骨格の違いについて考えたり、牛の動画を見ながら気づいたことを見つけたしました。
聖ヨゼフ学園のホームページでも紹介されています。