会員のみなさまの近況報告をお待ちしております。

会員のみなさま

NEW令和7年度新会員の皆さま、入会おめでとうございます

令和6年度の動物資源科学科の卒業生119名(男子55名、女子64名)が満喜葉会の新会員となりました。満喜葉会は新しい仲間として新会員の皆さまを迎えられることを心から嬉しく思います。

現在、社会は大きな変化をとげ、生成AIやIT技術などの進化により働き方そのものも日々変化しています。しかし、新会員の皆さまの若い自由な発想はきっと将来の可能性を広げる力となるものと信じています。

満喜葉会には全国津々浦々に8,000人を超える頼りになる先輩方がいます。先輩は後輩に頼られると嬉しいものです。この先輩たちを有意義に活用してください。

これからの活躍を期待しています。

植村会長に日本畜産学会から功労会員証

 日本畜産学会第132回大会(2024.9.17:京都大学)において、満喜葉会会長の植村光一郎氏が日本畜産学会功労会員証を推戴されました。長年にわたり畜産学会の発展に寄与され、その功績をたたえ授与されました。まことにおめでとうございます。
 当日、畜産学会理事長が、木を見て森を見ずの例をあげ、日本畜産学会は総説100周年を迎えることができたが、研究が人々や畜産業のためにあるということを忘れないために、われわれ研究者が畜産業の礎であることをもう一度皆さま自身に問い直していただきたいと述べられました。
 これを受けて植村氏は、研究機関の関係者ではない食肉業界の私が功労会員証を推戴されたのは、まさにこの学会が畜産業の礎である証であると感想を述べています。

植村光一郎氏

「満喜葉会を考える」意見交換会のご案内

 初秋の気配を感じる季節となりましたが、皆様におかれましては、ご健勝のことと心よりお慶び申し上げます。
 さて、学部改組がなされて2年目となりました。現在、在校生は3・4年生のみで、2年後には第79期卒業生をもって動物資源科学科はなくなります。そして「満喜葉会」は在校生のいない同窓会となってしまいます。そこで今後の満喜葉会について、会員の皆様のご意見をいただきたく、意見交換会を開催したいと存じます。意見交換会は思い出話など含め和やかな会を予定しております。なお、当日は学部祭期間中で、藤沢キャンパスツアーもできますので、ぜひ皆様お誘いあわせの上、ご出席をお願い申し上げます。

日時:令和6年10月26日(土)14:00~16:00
会場:藤沢キャンパス6号館3階動物資源科学科会議室
*準備の都合上、出席される方は下記までお知らせください。
連絡先:090-2555-2400 (事務局 西野)
Email:ma-nishi24@jcom.home.ne.jp
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        令和6年度新会員の皆さま、入会おめでとうございます

令和5年度の動物資源科学科の卒業生116名(男子48名、女子68名)が満喜葉会の新会員となりました。新社会人となり期待や不安など、さまざまだと思いますが、満喜葉会には全国に8,000人を超える頼りになる先輩がいます。
どうぞ、この先輩たちを有意義に活用してください。
新会員の皆さま、これからの活躍を期待しています。

        小杉幸彦氏(満喜葉会前会長)に学部校友会から感謝状

令和6年7月13日に学部校友会から感謝状が贈られました。小杉幸彦氏は昭和42年畜産学科卒業、平成14年4月から令和2年5月まで満喜葉会副会長、令和2年6月から令和5年5月まで満喜葉会会長を努められました。長年にわたって満喜葉会および学部校友会の重要な役員として同窓会の指揮を執っていただきました。ありがとうございました。そして、おめでとうございます。現在は、新潟県佐渡市に住居を構え、心身健康で米作りに没頭しております。佐渡へお出かけの際には、是非、お声がけを!

小杉幸彦氏

        満喜葉会会長の植村光一郎氏が母校で特別講義

令和6年7月19日に、植村光一郎氏(牛肉輸出協議会理事)は、日本大学生物資源科学部アグリサイエンス学科の2年生(104名)に、「日本畜産物、とくに和牛肉の海外販売戦略について」と題して、今注目されている和牛肉の輸出に関する最新の特別講義をおこないました。

その主な内容は、和牛飼養頭数の状況、肉質等級向上の推移、さらに和牛肉の輸出量、部位別の輸出量の変化など、また欧米向け食肉センターの配置や政府の掲げる輸出目標値も解説されました。そして、実際に各国を巡りプロモーションをおこなった感想をもとに販売戦略やそれぞれの国への対応策について詳細な講演がおこなわれました。

 世界へ向けた和牛肉のプロモーションは最初のシンガポールでは、日本産和牛よりオーストラリア産和牛の方がメジャーで、日本産和牛の方がマイナーイメージであったため、日本産にマイナーイメージをもった聴衆を集めるのに苦労したこと。アメリカのプロモーションでは、ニューヨークで、牛肉が赤身肉志向・健康志向というイメージがあったため、霜降りが多い和牛肉は拒絶されるのではないかと心配されたが、霜降り肉を見て芸術的だといわれ、試食した感想が柔らかいではなく「メルティ」、とろけるようだと表現されたそうです。この時、和牛肉は全世界どこへもっていっても受け入れられると確信し、最も感動的だったと。その後、カリフォルニア州サンフランシスコでも同様な評価であったと。ヨーロッパ最初のイベントは、イギリス、ロンドンの日本大使館でおこなわれ、会場からはとうとう本物が来たと大絶賛され、ブランド大国のヨーロッパならではと感想を述べられました。しかし、最も権威ある百貨店で「Wagyu」はオーストラリア産で、日本和牛肉は「Kobe」と表記されていたのは認識の違いを感じたこと。その後、フランス、スイス、スペイン、ドイツ、デンマークやノルウェイでもプロモーションがおこなわれ大絶賛であったことが述べられました。  海外販売戦略について植村氏は、「日本の経済復興をけん引した工業製品を例にとり、鉄鉱石や石炭を海外から輸入して日本人の感性や勤勉さで世界一の工業製品を世界に輸出して復興を果たしたように、飼料のトウモロコシや大豆は輸入しているが、日本産の農産物も日本人の感性や愛情をもって育てられた品質は世界中から絶賛されています。これを世界に広めグローバルな需要創設こそ若い諸君に期待するところです。」と、後輩たちに熱いエールを送りました。そして、キノコである「トリフ」はキノコのカテゴリーから超越して、世界中でトリフというジャンルを構築しているように、日本産和牛肉も牛肉を超越して「和牛」というジャンルに到達するようなブランディングを目指していきたいと締めくくりました。

植村光一郎氏

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