バイオマスで未来をつくる

山村をバイオマスのシリコンバレーに To Silicon Valley from the mountain village

日本の森林の総蓄積量はおよそ47 億立方メートル。しかも毎年7400 万立方メートル成長しています。ところが伐採利用されているのは、そのうち2000 万立方メートル足らずで、残りは使われないまま森林に貯まり続けています。
この現状使われていない資源を活用すれば、人口が減り、産業が衰退している山村をよみがえらせることができるかもしれません。森林資源に恵まれた山村に、最先端のバイオマス加工・利用施設を誘致し、バイオマスを核とする新たな産業を創出するのです。新たな産業を創出し、エネルギーや製品を都市に売って経済的に自立できれば、若者が戻って過疎化・高齢化にブレーキがかかります。過疎化・高齢化が進む地域をシリコンバレーのように発展させられるかもしれません。明るい未来をひらくのは都市ではなく、山村かもしれないのです。