現在、コンビニとの共同開発でプライベートブランド商品の企画に携わっています。2年ほど前に営業から異動してきたので、日々勉強という毎日ですが、とても充実した時間を過ごしています。
大学進学を考えるとき、卒業後の就職を視野に入れていました。もちろん、漠然とですが。衣食住という人間に欠かせない分野の一つとして、食品関係の企業に進むうえでは有利かなという思いがありました。希望どおり、伊藤園で商品企画の仕事に携わっていることからも、選択は間違っていなかったと考えています。
やはり、食品業界のしくみなど、食品に特化したことを学んだことがいろいろな意味で役立っていると思います。
どんなことでも一生懸命に取り組むという姿勢が大切なのだと、改めて感じました。そこに、自ずと結果はついてくる。それは仕事だけではなくて、人間関係においても当てはまることだと思います。
ローラーホッケー部の主将を務めていたのですが、部員は50名ほどで、そこからマネジメントの重要性やメンバーのモチベーションを高める難しさを学びました。本当にいい経験になった。私の財産になっています。
食品経済学科は、とてもアットホームな雰囲気がありました。それは友人関係だけではなくて、先生方とのつきあいでも同じです。接する機会も多く、先生方もすすんでコミュニケーションをとってくれます。そんな雑談から学ぶことも少なくありません。
フードビジネスについて、幅広い知識を得ることができたのは大きなアドバンテージだったと思います。食品業界に関する問題意識も芽生えました。食品経済学科だからこそ、きっとそんな視点も身についたのでしょう。
今、まさに経験を積んでいるというところです。一つの商品が店頭に並ぶまで、様々な工程があり、それぞれのプロセスで何が重要なのかを貪欲に吸収しようと考えています。出来上がったときの喜びが何よりのモチベーションになっています。将来はマーケッターとして、ぜひヒット商品を世に送り出したいですね。
私も高校時代は、何がしたいのか、何をしたらいいのか、将来のことはまったくわかりませんでした。多くの皆さんが同じような思いを持っていることでしょう。食品経済学科は食品について様々な角度から学ぶことができます。湘南キャンパスの落ち着いた環境の中で、自分から進んで学業も遊びも楽しむ姿勢が、自分に秘めた可能性を気づかせてくれる第一歩だと思います。ぜひ、食品経済学科にて実りある4年間を送っていただけたら、と思います。