ミルク科学研究室の歴史

The history of Milk Science laboratory

 昭和36年(1961年)4月に、小山進助教授(当時)により畜産物利用学研究室が開設された。

実は小山進先生は、恩師の佐々木林治郎先生(東京大学教授)が日本大学に移られるのに伴い、本学に奉職されることになっていたが、佐々木先生が昭和35年2月に急逝されため、お一人で本学に着任された。

当時は研究室とは名ばかりで、ビーカーひとつない環境であったと伝え聞いている。

 昭和46年(1971年)より畜産製造学第二研究室に名称変更し、東京校舎の6号館(図書館棟)4階に研究室を移設した。

その後、藤沢校舎にミルクプラントが完成したので、ミルクプラント2階に研究室を移設した。

昭和58年4月(1983年)より増田哲也が助手として採用されることとなったが、同月に小山進教授が急逝された。

なお、昭和59年(1984年)4月より、畜産製造学第一研究室(宮原専任講師)と統合して研究室名を「畜産製造学研究室」に名称を変更した。

さらに平成2年(1990年)4月に畜産試験場(当時)の場長であった森地敏樹先生が教授として着任し、「畜産食品科学研究室」に名称変更した。

 平成13年(2001年)4月より前東北大学教授の伊藤敞敏先生が教授として着任された。

平成19年(2007年)4月にミルクプラントの廃止に伴い、研究室を6号館4階に移設した。

 平成23年(2011年)4月より、増田哲也が教授となり、研究室名をミルク科学研究室とした。

平成25年(2013年)4月に東北大学より川井泰先生が准教授として着任された。

平成31年(2019年)3月で増田哲也は定年となり、同年4月より川井泰先生が教授になられた。

(文責 増田 哲也)

ミルク科学研究室 歴代教授

初代 小山進教授

小山進教授

第2代 森地敏樹教授

森地敏樹教授

第3代 伊藤敞敏教授

伊藤敞敏教授

第4代 増田哲也教授

増田哲也教授

第5代 川井泰教授

川井泰教授