日本大学生物資源科学部 くらしの生物学科 Department of Bioscience in Daily Life
日本大学生物資源科学部 くらしの生物学科 Department of Bioscience in Daily Life
動物のいるくらし 研究室

動物のいるくらし 研究室

教員紹介

恒川 直樹 教授
TSUNEKAWA Naoki

  主な担当科目

  • くらしの動物学
  • 動物科学
  • 生き物飼育論
  • 動物飼育学実験・実習

金澤 朋子 助教
KANAZAWA Tomoko

  主な担当科目

  • 愛玩動物飼料学
  • くらしの科学実習
  • 動物飼育学実験・実習

研究内容

動物の繁殖や行動に注目した研究を進めています。

私たちの身近には家畜や家庭動物、動物園動物、野生動物など多くの動物が存在し、私たちの生活と深い関わりをもちます。家畜や家庭動物は、もともとは野生動物であり、生殖をコントロールする努力が数千年にわたって重ねられました。今日みられる家畜の工業的生産には、近代の繁殖学が果たした役割は大きく、それらの知見をもとにした野生動物(希少動物や増加し続ける動物)への応用が期待されています。そこで本研究室では、野生動物への応用がしやすいハムスターとニワトリを研究対象にして、繁殖に関わる幹細胞の生物学的特性の解明を進めています。

単細胞から菌糸状に
単細胞から菌糸状に

また、野生環境下では詳細な情報を得ることが難しい野生動物に対して、飼育下野生動物を対象に調査研究を行うことがいまだ明らかとなっていない生態情報などの知見を明らかにする一助となります。そこで、幼獣の行動を出生後1年間にわたり記録し成長過程を明らかにする研究や、長期にわたる行動記録を行い季節などの外的要因および繁殖などの内的要因による動物種への影響を明らかにするなど、飼育下野生動物の行動学的および内分泌学的調査も進めていきます。