農産部では生命農学科、国際地域開発学科、食品ビジネス学科、くらしの生物学科の農場実習を受け入れ、基礎実習と専攻実習によって、基礎的な栽培技術と播種から収穫までの一貫した実習により作物の形態、生理、生態の学習など専門的で普遍性の高い栽培技術を修得させている。
畜産部では動物資源科学科の牧場実習、獣医衛生学実習、家畜育種学実習などを行っている。また、家畜・家禽の飼養、衛生、経営管理の分析を行い畜産技術の向上に努めている。調査・研究は関係学科との共同研究として、飼料給与体系、畜種別ワクチネーションなどの技術の確立を目指している。実習生は場内だけでなく、地域の技術研修会へ参加することにより実習教育の効果をあげている。
機械部では、国際地域開発学科、生物環境工学科、動物資源科学科などの農業機械実習を、定期実習、夏期集中実習、農場特別実習として行っている。
農場実習受け入れ状況(平成28年度)
実習名 | 学科 | 学年 | 単位 | 時期・曜日 | 学生数 | 関連部門 |
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生命農学実習Ⅰ | 生命農学科 | 1 | 1 必修 |
通年・月曜 | 150 | 農産部 機械部 |
生命農学実習Ⅱ | 生命農学科 | 2 | 2 必修 |
通年・金曜 | 150 | 農産部 機械部 |
牧場実習 | 動物資源科学科 | 1 | 1 選択 |
集中 | 150 | 畜産部 |
生産技術実習 | 国際地域開発学科 | 2 | 1 コース必修 |
通年・火曜 | 150 | 農産部 |
食料生産実習 | 食品ビジネス学科 | 2 | 2 選択 |
前期 | 30 | 農産部 畜産部 機械部 |
くらしの科学実習 | くらしの生物学科 | 1 | 1 必修 |
後期・水曜 | 80 | 農産部 |
※生命農学実習Ⅰ・Ⅱでは農場での実習に加え、農業技術検定3級・2級または生物分類技能検定4級・3級の受験・合格を努力目標として課しており、農産物の生産技術習得にとどまらず広い視野での実習内容としている。
※更衣室等の実習センター使用心得を作成しました。実習担当の先生はご一読の上、学生に周知ください。
田植え実習
稲刈り(手刈り)実習
稲架掛け(はざかけ)実習
コンバインによる稲刈り実習
ネギの土寄せ実習
サトイモの収穫実習
花苗の出荷調整実習
校地の景観美化実習
パンジーで描いたNUBS
餅つき
搾乳実習
豚の去勢実習
豚の給餌実習
大型トラクター運転実習
トラクターによる耕耘実習
トレーラーの牽引体験実習
ミニバックホーによる掘削実習
生物と生命、自然環境と生産活動などの広い分野を対象に、ありのままの自然や生物、あるいは生産の場に直接触れる機会を持たせ、広く生物資源科学の勉強への興味を深める。また、学科と分野を超えて、生物資源科学に共通するテーマについて、多様な観点から指導を受けることにより広く視野を開き、様々な分析の方法や考え方を習得する。
農場では、人々の命を支える食料となる作物や家畜の栽培・飼育管理、トラクター操作、花卉・野菜播種管理など多岐にわたる生物生産の実際を学ぶ。
フィールド実習受け入れ状況(平成24年度)
学科 | 学年 | 単位 | 時期・曜日 | 学生数 | 関連部門 |
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原則として全学科※ | 主として1年生 | 1 | 9月 3泊4日集中 |
40 | 農産部 畜産部 機械部 |
※生命農学科は生命農学実習Ⅰ・Ⅱ、動物資源科学科は牧場実習を実施しているためフィールド実習で「農場」を選択できない。
フィールド実習のページへ(教務課サイトへ移動)
カリキュラム外でより深く農業技術の習得を希望する者に対し、農場特別実習制度を設けている。希望する学部学生・短大生・大学院生は、事前に農場指導職員の承諾を得てから、農場特別実習願(利用申請書ページの様式1)にて学科指導教員(研究室、担任、学科主任等)と連名で願い出ること。
平成24年度受け入れ実績 16名
※この制度では学外者は受け入れておりません。
・藤沢中学校フィールド実習 1年生 通年・火曜 94名
・六会中学校 体験実習(職場体験)
・城山中学校 体験実習(職場体験)
・相模原中学校 体験実習(職場体験)
・県立藤沢総合高等学校 体験実習(職場体験)