生命農学科の魅力と取組みを発信
生命農学科通信 vol.19「生命農学実習」
生命農学科は今後の農業の発展を見据え、最先端の農業分野で活躍する人材を育成するために、従来農学に加え、植物生命科学を大幅に取り入れたカリキュラムをいち早く編成しました。現在、アグリバイオテクノロジー実験法、植物生命科学等々の講義に加え、卒業研究や学生実験にも生命科学を多く取り入れています。
しかし!!従来の農学ももちろん捨ててはおりません!!
農学といえば、農作物を栽培して収穫するのだって醍醐味!!
農作物を栽培して収穫したりする実習も行いますし、新たな栽培技術開発に向けて日夜研究を進めています。
今回の生命農学通信では、実習に注目して紹介していきたいと思います。
ちなみに、日本大学生物資源科学部はキャンパスがとても広く(東京ドーム12個分)、敷地内に圃場や温室群を完備しています。
駅からも近いのに、実習場も徒歩圏内、便利良すぎです。
生命農学科では1年生から実習が始まります。1年生の実習では、作物、野菜、花、ランドスケープ等全ての分野の実習を一年間で体験します。
収穫したサツマイモで焼き芋をしたり
バラで花束を作ったり
収穫したダイコン等の野菜はお持ち帰り!
毎年、トマト、ナス、ピーマン、キュウリ、かぼちゃ、ズッキーニ、トウモロコシ、エダマメ、ゴボウ、サトイモ・・・・たくさんの野菜を栽培しています。
田植えも体験します!
最後の実習では、みんなで餅つき大会です!
2年生は特に興味のある分野(作物、野菜、花、ランドスケープ)を一つ選択し、実習に臨みます!
3年生以降は研究室に所属して、より専門的に学んでいきます。
播種から収穫まで、全ての管理をみんなで協力して行います。
学内にバラ園もあり、バラの実習も行っています。
バラの栽培に関しては、研究も進めています。
カラフルなLEDを照射し、品質や収量の向上を期待しています。
葉の色から植物の健康状態を診断する技術も開発中です。
ちなみにこの研究を進めている百瀬博文先生は昨年、農業情報学会で賞をもらっています。
オープンキャンパスでも生命農学科について色々紹介しますので、是非見に来てくださいね。
2019年5月31日