本学科のカリキュラムの特徴の一つに少人数教育があげられます。
本学科では教員1人に対し学生が数名から10名ほどで学習するゼミ形式の授業が1年次から4年次まで用意されています。
こうしたゼミ形式の授業では、学生と教員の間で双方向に意見を交換することが容易であり、学生はより自主的かつ主体的に学習することができます。
1年次の必修科目である「スタディスキルズA・B」では、全教員が8~10名の新入生を担当し、それぞれが興味のある地域を材料に、研究テーマのつかみ方、資料の集め方、読み方、整理の仕方、まとめ方、レポートの書き方、パワーポイントを使った報告の仕方など、これからの学生生活に必要な基本的なスキルをステップバイステップで学んでいきます。
2年次の少人数科目には「地域研究」「開発課題研究」があり、3年次・4年次の「国際地域開発演習IA・IB」「国際地域開発演習IIA・IIB」では徹底した専門性を高めるための時間と場が配置されて、多様なニーズをもった学生に対してきめ細かな対応を可能にしています。
スタディスキルズでは国際地域開発学科で学ぶ上で必要となる農業、食料、開発動向などの基本的なデータの入手の仕方や分析の方法を学ぶとともに報告書の作成スキルの向上を学習します。これらの基礎知識を身につけることで、プレゼンテーション能力を養い、将来、卒業研究を作成する上で役立つようにする。この講義は人数のクラス編成になるため、きめ細かな指導と対応が可能になっています。
国別、地域別など、一定のまとまりを持った地域を理解するために、自然、歴史、文化、経済、社会などを幅広く学習します。学科の特色を示す代表的な科目の一つです。地域の理解を通して地域研究とは何かを知り、国際的な視野を広げることができます。
国際地域開発演習(ゼミ)は、学生が研究室に所属し、自分がさらに深く追究したい分野について、少人数グループで学び、また実践していく場です。ゼミに入ることで、研究やプレゼンテーション能力の研鑽に大きくプラスになるばかりではなく、他のメンバーとのコミュニケーション、あるいは進路の選択や就職活動の面においても、得るところが多大であることは言うまでもありません。ゼミは選択科目ですが、卒業研究(4年次必修)とも密接に関係していますので、積極的に受講することが望まれます。各研究室のトップページに、ゼミに所属する学生が活動や特徴を記したものを紹介しています。また、リンクしている各ゼミホームページでは、さらに詳しい情報がありますのでご覧ください。たいへんバラエティーに富んでいますから、必ずあなたの興味あるところが見つけられるはずです。
開発課題研究は2年次の後期に開講され、3年次からの国際地域開発演習I、すなわちゼミの所属するための準備と位置づけられるゼミ形式の授業です。少人数クラスで、資料の分析や考察の仕方、プレゼンテーション力など、基礎的な知識と技術を身につけることができます。この講義によって3年次からのゼミでの学習を支障なく進めることができます。
国際地域開発演習(ゼミ)は、学生が各研究室に所属し、自分がさらに深く追究したい分野について、少人数グループで学び、また実践していく場です。ゼミに入ることで、研究やプレゼンテーション能力の研鑽に大きくプラスになるばかりではなく、他のメンバーとのコミ ュニケーション、あるいは進路の選択や就職活動の面においても、得るところが多大であることは言うまでもありません。各研究室のトップページに、ゼミ所属の学生による紹介があります。
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