学際的な学科の特徴を活かして、講義ばかりでなく、実験・実習、野外教育にも力を入れています。
自然科学から社会科学や人文科学まで実験・実習を行える学科は他にはありません。
授業で受けた農業や作物も知識を実際に作物や家畜の世話をすることで、より深く理解するための実習です。内容は、各作物の栽培、家畜の世話、農場の管理等を行い、農業の現場に関する知識と技術を習得します。
農村社会や文化に関する調査に必要なデータの集め方,読み方から分析手法までを,パソコンを用いて実習します。経済情報や環境情報のデータを事例に、データを読むための基礎知識を習得するとともに、インターネット等で公開されている社会統計データを題材に、相関分析や回帰分析などの各種分析手法を学習します。データ収集・分析の基礎理論を理解し、データ分析を自身で活用出来るような実習です。
自然生態系ならびに農業生態系内で営まれる食料生産と環境要因との関係を探るための実験・調査手法 を学ぶ実験です。食料生産の向上と環境問題の本質を理解するとともに、卒業研究を遂行するための基礎的な実験・調査手法も習得します。
作物の生理、生態的特性を学ぶ実験です。作物、昆虫、土壌など農業に関係する対象について、様々な実験を行うことで、その特徴を深く理解します。また、実験計画法に基づいて圃場試験を実施し作物の生長解析を行います。
本実験実習は、講義レベルから研究レベルに進むための専門分野の実験・実習についての基礎知識を身につけることを目標としています。土壌・水・植物を利用した理化学系の基礎実験、圃場・温室などの設備を利用した工学系の実習を行っています。
本学科では、学際的講義を現地で実践的に経験するため海外研修を実施しています。これは、アジア、アフリカの途上国で技術協カの現場を視察したり、現地の専門家や教員から講義を受けたりするものです。また、途上国の学生との意見交換 の場を設け、学生の視点から異文化交流や技術協カのディスカッションを行います。
copyright © 日本大学 生物資源科学部 国際地域開発学科