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2025.01.15 学会発表
令和6年度園芸学会秋季大会 2024年11月4日
沖縄県で栽培されているパインアップル約2000種類のゲノム情報と形質情報を照らし合わせ、その関連性を解明する「ゲノムワイド関連解析」を行いました。その結果、計18形質については、個体間の能力差に関与し得るゲノム領域を見出すことができました。このうち、果実の重さと低温耐性については、これまでにパインアップルで関連ゲノム領域が見いだされたことのない形質でした。
この研究成果は、品種育成において、ゲノム情報を用いて低温に強い個体や高重量の個体を選び出す技術に応用できると期待されています。
指導教員 バイオサイエンス学科 奈島賢児
バイオサイエンス学科URLはこちら: https://hp.brs.nihon-u.ac.jp/~NUBSbio