専門性の深化に加えて、
専攻横断型のカリキュラムで
学際領域を拡大することができる。
生物資源科学部に接続する大学院として生物資源科学研究科・獣医学研究科が設置されています。生物資源科学研究科では、生物生産の持続的かつ有効的な維持管理、生物資源を有効利用する手法、バイオサイエンスとバイオテクノロジーを応用した生命科学、生物多様性の保全や環境保全技術の開発、持続型・環境調和型の生物生産政策と流通システムの開発などを教育・研究対象とした5つの専攻(生物資源生産科学専攻・生物資源利用科学専攻・応用生命科学専攻・生物環境科学専攻・生物資源経済学専攻)があります。充実した教育・研究指導体制の下で、基礎科学を応用領域にまで発展させることができる人材、特に新しい産業構造・社会の変化に迅速に対応出来る総合的な知識と創造性豊かな人材、また国際的視野で新しい科学・技術上の問題を総合的に解決出来る見識豊かな人材の養成を教育・研究指導の目的としています。獣医学研究科は、最新鋭の設備・研究機器を活用し、充実したスタッフによる指導体制のもと、国際的なレベルで実力を発揮できる研究者や高度な専門技術者を養成しています。産業動物や伴侶動物、エキゾチックアニマルなどの疾病予防・診断・治療及び公衆衛生の向上、生体機能と形態の解明、さらに野生動物・水棲哺乳動物の管理やそれらが関わる感染症などを主なテーマとして教育・研究に取り組んでいます。キャンパス内の付属動物病院「Animal Medical Center(ANMEC)」や動物医科学研究センターにおいて、高度な専門知識と実践的な技術を習得することができます。