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2014/09/24

2014年度 生物資源科学フィールド゙実習 水上演習林 実施報告

1 実施に関する趣旨:
 冷温帯に属する水上演習林、亜高山帯に属する尾瀬ヶ原において、動植物やキノコの観察を行い、森林や湿原生態系の構造や成り立ちについて理解を深める。さらに、他学科の学生と共同生活を送ることで学科間での交流を深めるとともに、野外における昼食の自炊を通して野外活動の基礎を体験する。



2 フィールド名(実習を行った場所):尾瀬国立公園、水上演習林

3 参加者:学生30名、教員4名 (阿部恭教授、丸山教授、藤崎専任講師、山口実習助手)、演習林職員3名、補助学生6名

4 実習実施期間等:
@ 実習期間:平成26年9月1日(月)〜平成26年9月4日(木)までの4日間
A 集合時間・場所:9月1日(月)8:30 スタッフコート前集合、バスにて水上実習所 11:45到着
B 解散時間・場所:9月4日(木)12:30 バスにて水上実習所出発 16:30大学到着

5 実施内容・所感:
 実習初日の夕刻に雨に降られたが、その後は好天に恵まれ、樹木観察、きのこ採集と同定、湿原トレッキングなどのプログラムを事故なく無事終了した。最終日には体験し学んだことについて班ごとに発表し、実習内容について理解を深めた。参加した学生は皆、野外の現場で体験することの重要性を感じていたようだ。


実習日程と実習内容等
1日目(午後):水上演習林において、5班に分かれて樹木観察や野生動物撮影用赤外線カメラの設置を行った。夜はプレゼンテーションの方法について講義を行った。
2日目(終日):水上演習林において、2班に分かれてキノコ観察と樹木の形態観察を行った。昼食には野外で自炊体験を行った。夜は星座の解説と天気図作成の実習を行った。
3日目(終日):尾瀬ヶ原(亜高山帯、高層湿原)において、植生および野生動物の観察を行った。昼食では自炊体験を行い、1日の終わりには成果発表会の準備を行った。
4日目(午前):パワーポイントを用いて班ごとに、実習で体験したこと、学んだことなどについて発表した。