冬期森林実習が2011年2月6日〜13日の間、藤沢演習林と水上演習林で実施されました。この実習は、学年末試験の終了と同時に開始される1年生最後を飾る選択科目です。今年の参加者は、80名を超え、2班の編成で実施されました。藤沢演習林では、2月6日、7日の両日にわたり演習林樹木の冬芽の観察とシイタケの種駒打ち作業を演習林の海老原先生が指導しました。大半の学生が26樹種の樹木冬芽を識別できるようになり、併せて冬期の演習林管理の体験を実践しました。 水上演習林では、2月8日〜10日までと、2月11日〜13日までの2班編成で実施しました。今年の水上演習林は特に雪が深く、全員がスノーシューをつけて、森林の生態観測と並びに動植物観察を実施しました。演習林のトレッキングの後は、自分たちで準備した野外鍋で冷えた身体を温めました。天候が心配されましたが、無事にすべてのメニューを消化することができました。ほとんどの学生が始めて体験する冬山実習は、全員が興味津々でした。冬の演習林でしか味わえない貴重な体験は、2年生以降の学習に役立つと思います。
![]() 藤沢演習林見本園での実習説明 |
![]() 海老原先生の解説による冬芽観察 |
![]() 宿泊所の裏山を散策 |
![]() スノーシューでのトレッキングの開始 |
![]() ブリ縄を使用した木登りに挑戦 |
![]() 今回の冬山の天気は絶好 |
![]() 森林生態の観察と解説 |
![]() 演習林樹木の冬芽観察 |
![]() 宿舎は温泉付きです |
![]() トレッキングコースのGPSデータ整理 |