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日本大学 生物資源科学部

研究室の歴史

初代教授 佐藤 繁雄 先生

Shigeo SATOH

農学博士
佐藤先生は明治19年生まれで、明治45年東京帝国大学農学部獣医学科卒業後、大正元年から昭和21年まで農林省に勤務されました。その間、東大農学部や東京高等農林学校などの講師をされた後、日本大学農獣医学部の教授として赴任され、昭和35年まで在職されました。佐藤先生は日本の家畜臨床繁殖学の創始者であり、この分野の教科書である「家畜臨床繁殖学」の著者として有名です。特に戦前の社会的ニーズからも馬の繁殖を専門とされました。昭和35年10月没

二代教授 常包 正 先生

Tadashi TSUNEKANE

農学博士、日本大学名誉教授
 常包先生は明治44年生まれで、昭和11年に東京高等獣医学校を卒業、京都府、佐賀県を経て、17年から農林省に移られました。佐藤先生の後継者として、昭和35年に日本大学農獣医学部助教授として迎えられ、翌年教授に昇格、昭和56年まで在職されました。農林省時代から産業動物獣医師の繁殖技術指導に力を注がれ、俗に「直検の神様」と仰がれました。牛の繁殖を専門とされ、特に、肝機能と繁殖障害に関する研究は有名です。平成元年7月没

三代教授 武石 昌敬 先生

Masatoshi TAKEISHI

獣医学博士
 武石先生は昭和8年生まれで、昭和31年に日本大学農獣医学部卒業、33年に日本大学大学院修了され、その年に助手に就任されました。その後、昭和37年専任講師、昭和46年助教授、そして、昭和57年にはその頃としては最年少で教授に就任されました。学位は「牛の胎子発育に関する研究」ですが、業績としては犬の繁殖の方が知られております。犬の凍結精液人工授精による受胎例としては世界で最初でしたが、論文発表が遅れたために世界では2番目の業績になったのは残念です。平成14年10月没

information

獣医臨床繁殖学研究室

〒252-0880
神奈川県藤沢市亀井野1866
TEL.0466-84-3470
FAX.0466-84-3470

関連業務アクセス 生物資源科学部獣医学科

産業動物の実習等 に関する情報

平成29年4月8日更新