食と食品にかかわる多様な課題について科学的な視点から探究し、これらの諸課題についてさまざまな技術的知識をもって、新しい食の開発・創成に自ら挑戦できる人材を育成することが食品生命学科の目的です。そのため、食品科学の基礎を学び、その上に実践的な専門科目に取り組むことによって、基礎から応用まで多角的に修得できる科目を編成しています。
「食を知る」「食をつくる」「食をまもる」を基本コンセプトとし、食品製造の原理や技術を身に付ける共通分野に加え、4つの専門的な視点から食品づくりができるよう科目を配置しています。また、学内外で行う実験・食品製造実習・インターンシップも多く開講されていますので、学ぶだけでなく、修得した知識を活かす実践力も養ってください。

共通分野と4つの分野

※クリックで拡大します。
分野教育目標・
充実した科目
各分野における教育目標
-
基礎・共通分野
食品づくりにおいて、基盤となる「食品製造学」「食品生命学」「食品製造実習」を学び、食品製造のための原理や技術を身に付けることにより、以下の各分野にかかわる食品の開発・創造ができ、社会に貢献できる人材を育成する。
-
食品化学
フードケミストリー分野
食品の成分や、味、色、香りなどのおいしさに関係する領域を総合的に学び、食品科学的な観点から食品を幅広く考えられる人材を育成する。
-
食品工学
フードテクノロジー分野
食品原料から製品ができあがるまでの製造プロセスを総合的に学び、食品工学的な観点から食品を幅広く考えられる人材を育成する。
-
食品安全
フードセーフティ分野
食品原料、製造から摂取されるまでの段階において、発生しうる危害と対策を総合的に学び、食品衛生の観点から食品を幅広く考えられる人材を育成する。
-
食品機能
フードファンクション分野
食品の健康維持・増進効果との関わりを総合的に学び、食品栄養・機能の観点から食品を幅広く考えられる人材を育成する。
連続した実験・実習による技術の習得
(実験書の一元化)
- 食品をつくるための実験と実習の充実
- 食品生命学実験書の作成
教育目標を達成するための科目
各分野選択科目を集中して修得
他とは差別化された専門的に
食品を見る“目”を養う
科目詳細
基礎・共通分野
食品の基礎知識・食品製造技術

※年度により開講時期が入れ替わる場合があります。
選択科目
「食を知る」「食をつくる」「食をまもる」ために4つの専門分野を設定!
卒業研究
研究活動を通じて
新しい食の創造について学びます。

食品栄養学研究室

食品化学工学研究室

食品微生物学研究室

食品生命機能学研究室

食品加工学研究室

食品分析学研究室

食品資源利用学研究室

食品素材学研究室