KUBOTA YUMI

食コミュニティ論研究室

担当
教員

久保田裕美 准教授
担当科目

食生活論日本と世界の食文化フードサービス論

研究キーワード

社会科学(文系)食品ロス食料自給地産地消食生活食育フィールドワークアクティブラーニング

研究内容

地産地消をはじめ、食と農の持続可能なあり方について考えることが研究テーマです。現代では食の利便性が向上した一方で、作り手と食べる人の距離が広がり、「安さ」や「便利さ」を求める中で失われたものもあります。フードシステムの発展の中で、食と農の距離がますます拡大しています。また、社会の一員としてどのような食を選択すべきかも重要な課題です。食育や食リテラシーへの関心が高まる中で、例えば「国産食品を選ぶべき理由」について具体的に理解することが求められています。豊かな食生活とは何か、社会の豊かさのためにはどのような食の選択力を育むことが必要なのか、そのあり方を研究しています。

2年ゼミでの「フィールドリサーチ」では現地で見て聞いて味わって学ぶ
フードインセキュリティに関するカナダ(トロント)での調査

現在の研究テーマ

  • 1

    地産地消と食リテラシーに関する研究

  • 2

    フードインセキュリティに関する地域連携のあり方に関する研究

  • 3

    データを活用したフードアクセスに関する研究

MESSAGE

あなたは、いまの食生活に豊かさを感じていますか?それは、どのような時に感じますか?「もったいない」と分かっていても、食品ロスが減らないのはなぜなのでしょう。国内農業を応援したいと思っても、安さや手軽さを選んでしまうのはなぜでしょう。持続可能な社会とするために、私たち消費者はいまどのような選択をするべきなのか。「なぜなのか?」、「どうなっているのか?」が研究の出発点です。食を通じて、世の中の「なぜ?」を探ってみませんか。

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