「発表論文」を更新しました。
牛フォーミーウイルスというウイルスが日本の牛にどのくらい感染しているかを示すデータが、The Journal of Veterinary Medical
Science誌に掲載されました。牛フォーミーウイルスが牛の病気とどのように関連しているかは不明ですが、牛伝染性リンパ腫ウイルス(以前は牛白血病ウイルスと呼ばれていました)との二重感染を起こしている牛も見つかりました。
2020年1月30日
「発表論文」を更新しました。
1)ヒトコブラクダが自然宿主と考えられている中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)に対する新たな抗体検出法を、国立感染症研究所との共同研究により開発した論文が、The
Journal of Veterinary Medical Science誌に掲載されました。
2)牛白血病ウイルス(BLV)が感染した細胞内で、細胞が持つタンパク質の一種であるHeat Shock Factor 1が、BLVのウイルス遺伝子の転写を促進するメカニズムの一端を解明した論文が、Virus
Research誌に掲載されました。
「発表論文」を更新しました。
猫の致死性の感染症である、猫伝染性腹膜炎(Feline infectious peritonitis:FIP)の原因にもなる猫コロナウイルスの遺伝子を解析した論文が、日本獣医学会の学会誌である
The Journal of Veterinary Medical Science誌に掲載されることが決定しました。
1)マエディ・ビスナウイルスを持続感染させた培養細胞を樹立した論文が,The Journal of Veterinary Medical Science誌に掲載されました。
マエディ・ビスナはウイルスによる感染症の一種であり,主に羊に発生して脳脊髄炎や肺炎などを起こします。今回論文にまとめた細胞から作ることができる診断用抗原により、マエディ・ビスナウイルスに対する血液中の抗体の有無を検査することができます。