2026/2/25 江の島で休むカツオドリ

博物館だより

江の島の東南端の堤防から見える岩礁に、波が静かな日には大抵ウミウが群れで休んでいます。先日、このウミウ群の中にカツオドリの若鳥1羽を見つけました。カツオドリは南方の沿岸に生息する海鳥で、神奈川県では生息域の北限付近にあたるため、やや稀です。江の島では2017年7月と2019年9月に江の島沖にある定置網でも観察しており、今回で3回目です。

カツオドリ(カツオドリ科)とウミウ(ウ科)は近縁でカツオドリ目に属し、どちらも魚を捕食する海鳥ですが体形が異なり、両種の魚の捕り方を反映しています。カツオドリは上空から急降下して水中に飛び込み、長い嘴で魚やイカを捕るのに対し、ウミウは潜水して魚を追います。

江の島の岩礁でカツオドリはずっと羽繕いをしていましたが、一瞬、細長くて格好良い翼を広げてくれました。

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