2025/1/15 魚のウミヘビ

博物館だより

かつて博物館ではボランティアの学生が主に魚類の飼育展示をしていた時期がありました。
現在博物館では公開していませんが、当時から飼育していた3尾を今も飼育しています。
ホタテウミヘビとダイナンウミヘビ、ギンブナ(写真なし)を各1尾です。

ホタテウミヘビ(2025年1月)
ダイナンウミヘビ(2025年1月)

このうちダイナンウミヘビは、2014年4月には、水槽にいたことがわかりました。

ダイナンウミヘビ(矢印・2014年4月)

文献では、1.4mにもなるとされていますが、博物館の個体はまだ70~80㎝です。
普段砂の中に潜っていますが(尾の方から砂に潜る)、給餌の際には泳ぎ回り、口の幅よりも大きな乾燥エビを丸のみにします。

魚のウミヘビは、ウナギ目ウミヘビ科に属します。
ウナギ目の中には、ウナギの他、ウツボやアナゴ、ハモ、シギウナギなど細長い形態の魚が900種以上属しています。

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