2024/12/26 あらためてヘビを大切に

博物館だより


アオダイショウが、舌を出し入れしています。ヘビやトカゲが舌を出し入れする理由は、においを感知するためです。舌についたにおいの分子を口腔内に一対あるヤコブソン器官(鋤鼻器:じょびき)へ運びます。舌先が左右に分かれるのは、同器官が左右にあるためです。

この動画は、2022年6月8日の博物館だよりで紹介しました。

ヘビを怖がる人が多いのですが、おとなしいヘビの方が多いのです。皆、目がぱっちりと大きく、かわいい顔をしています。

動画のアオダイショウは2年前の6月に正門前で観察しましたが、それ以来、周辺では見つけていません。きっと少ないと思います。ヘビを見かけたら、静かに見守りましょう。

来年は巳年です。博物館には大きなアオダイショウの剥製と骨格標本があります。剥製は藤沢市内でいじめられて死んでしまったヘビを学生が博物館に届けてくれて作製しました。

博物館のアオダイショウ剥製
骨格標本
骨格標本

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