横須賀市長井の 轡堰 の中島には、例年子育てをするカワウが1月頃から集まりますが、今年はすでに抱卵(産んだ卵を温めること)をしています。
11月17日の観察では、少数の個体が巣作りや求愛ディスプレイなどがみられました。



12月8日は、300羽近いカワウが中島に集まっており、50巣を確認しました。
多くは既に抱卵をしているものと思われます。


一つの個体が一年に何回子育てをしているか不明ですが、今年は8月頃まで繁殖個体が中島にみられました。抱卵は27日~31日、生まれた雛は30日~45日で巣立つため、一回の繁殖で約2ヶ月半かかります。このため、3回くらい繁殖している可能性があります。
冬期の三浦半島では海に普通にカワウとウミウが見られます。この時期のカワウは、頭部に白髪の様な白い羽根と下腹部にポケットの様な白い羽根がみられます。ウミウは1月下旬頃まではこの様な羽根はみられないため、遠くからも識別できるポイントになります。
参考文献 原色日本野鳥生態図鑑〈水鳥編〉(中村・中村,1995)保育社
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