2024/4/17 春のタンポポ探し 

博物館だより

大学構内でタンポポの花が見られますが、多くは総苞片そうほうへんの反り返ったセイヨウタンポポです。
でも在来種のカントウタンポポもよく探すと見つけることができます。
博物館の裏や図書館前、10号館周辺あたりがねらい目です。

セイヨウタンポポ
カントウタンポポ

タンポポの同定(種を見分けること)は花の時期でなければ困難です。
セイヨウタンポポは、春以外の時期に花をつけますが、カントウタンポポは春以外の時期にまず花を見ることはありません(3~4月が適期)。
このためカントウタンポポ探しは、春の楽しみの一つです。

総苞片の有無によるタンポポの識別

下は、タンポポ似の非タンポポです。
オオジシバリは集合花の数が少なく、タンポポ様のぎざぎざの葉ではありません。
ブタナは、背が高く花をつける茎が途中で枝分かれし、複数の花をつけます。
葉の形も違います。

オオジシバリ
ブタナ

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