■当館の歴史
当博物館は昭和49年(1974年)に設置された標本模型管理委員会から発展してきました。
当初,委員会が設置された目的は,旧農学部(藤沢校舎,横須賀校舎)所蔵の標本類(昆虫・植物さく葉標本,海産脊椎動物,海産無脊椎動物),旧東京獣医畜産大学所蔵の標本類(脊椎動物・家畜病理標本・同模型標本類),および農獣医学部発足後に入手した大型脊椎動物の骨格標本や,各学科所蔵の標本模型類を学部で統一して管理,運営を計るためでした。
【博物館基礎工事 12号館はテニスコート】
その後,少しずつ標本類を収集しながら計画を進め,昭和53年(1978年)には藤沢校舎に資料室を設置することになりました。
【昭和53年 藤沢本館建設】
【昭和53年 旧本館竣工式】
【昭和53年 旧本館竣工式】
昭和56年(1981年)に完成した新資料室に標本類を移設し,昭和59年(1984年)には名称を日本大学農獣医学部資料館としました。
■博物館相当施設としての指定
そして平成2年(1990年)に神奈川県教育委員会教育長から博物館相当施設としての指定を受けました。
【資料館開設式】
【資料館開設式】
平成17年(2005年)には1階を,平成18年(2006年)には3階部分を改修し,日本大学生物資源科学部博物館と名称を改めてリニューアルオープンしました。
令和元年(2019年)に呼称を「骨の博物館」とし,「骨の多様性と進化」をテーマとする展示の拡充をおこないました。
今後も収蔵物,展示物の整備を図り,学部に根ざした博物館として発展していく予定です。