博物館だより

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2025/2/26 博物館前のシロハラ

博物館入口の両端にはツツジ類低木の植込みがあり、この植込みの前を通りかかると時々「ガサガサ」と落葉の動く音が聞こえてきます。音の主はシロハラかも知れません。2016年3月16日 遊行寺 「ガサガサ」は探餌時に落ち葉をめくる音です。シロハラな...
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2025/2/14 ヤマアカガエルの産卵

いつも両生類を調査している大学院生に、ヤマアカガエルの産卵地を案内して戴きました。場所は、三浦半島の谷戸です。ヤマアカガエルやトウキョウサンショウウオなどは、冬の雨が降った晩などに水辺に集まって産卵しますが、今年は雨が非常に少ないため、つい...
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2025/1/15 魚のウミヘビ

かつて博物館ではボランティアの学生が主に魚類の飼育展示をしていた時期がありました。現在博物館では公開していませんが、当時から飼育していた3尾を今も飼育しています。ホタテウミヘビとダイナンウミヘビ、ギンブナ(写真なし)を各1尾です。ホタテウミ...
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2024/12/26 あらためてヘビを大切に

アオダイショウが、舌を出し入れしています。ヘビやトカゲが舌を出し入れする理由は、においを感知するためです。舌についたにおいの分子を口腔内に一対あるヤコブソン器官(鋤鼻器:じょびき)へ運びます。舌先が左右に分かれるのは、同器官が左右にあるため...
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2024/12/18 カワウがコロニーに集合

横須賀市長井の 轡堰くつわぜき の中島には、例年子育てをするカワウが1月頃から集まりますが、今年はすでに抱卵(産んだ卵を温めること)をしています。 11月17日の観察では、少数の個体が巣作りや求愛ディスプレイなどがみられました。11月17日...
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2024/12/11 クスノキにヒヨドリ

今、博物館前の大クスノキに実がなっており、「ヒーヨ、ヒーヨ」というヒヨドリの声がにぎやかです。なかなか樹冠部にいるその姿を見つけるのは大変ですが、博物館の3階からはちょうど窓越しにその辺りをみることができます。高所にいるヒヨドリはリラックス...
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2024/12/4 実習生による展示

博物館では毎年学芸員課程の4年生を対象の実習を7・8月と11月の2回行います。11月では、4日間かけて展示実習を行いました。参加学生は10名で、1日目は各自企画書作成とプレゼンテーション、2日目以降は5名ずつ2つのチームでグループワークを行...
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2024/11/20 カントウヨメナの花

博物館前のオオシマザクラの株の根本付近にキクが咲いています。晩秋に咲く薄紫色のキクとしてノコンギクかと思いましたが、葉の手触りが違いました(あまりざらつかない)。花の終わった頭花をみると、冠毛が目立たないため、カントウヨメナと同定しました。...
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2024/11/13 新展示紹介 寄生虫

1階展示室透明標本コーナーの一角に新しい展示が加わりました。「生態系の重要な構成員 寄生虫」(展示協力:獣医学科医動物学研究室)食中毒の原因としてよく聞くアニサキスも展示しています。ニシンの卵巣(数の子)に寄生した幼虫です。ぜひご覧ください...
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2024/7/17 夏休みのイベント参加者募集中【受付終了】

博物館では夏休みにイベントを2つ開催予定です。1つ目は「夏休み宿題相談会」7/27(土)・8/9(金)初の試みですが相談員の先生方は現在熱心に準備されています。2つ目は「むらさきの丘サイエンス・セミナー」8/5(月)24回目を迎える今回のテ...