博物館だより 2024/12/26 あらためてヘビを大切に アオダイショウが、舌を出し入れしています。ヘビやトカゲが舌を出し入れする理由は、においを感知するためです。舌についたにおいの分子を口腔内に一対あるヤコブソン器官(鋤鼻器:じょびき)へ運びます。舌先が左右に分かれるのは、同器官が左右にあるため... 2024.12.26 博物館だより
博物館だより 2024/12/18 カワウがコロニーに集合 横須賀市長井の 轡堰くつわぜき の中島には、例年子育てをするカワウが1月頃から集まりますが、今年はすでに抱卵(産んだ卵を温めること)をしています。 11月17日の観察では、少数の個体が巣作りや求愛ディスプレイなどがみられました。11月17日... 2024.12.18 博物館だより
博物館だより 2024/12/11 クスノキにヒヨドリ 今、博物館前の大クスノキに実がなっており、「ヒーヨ、ヒーヨ」というヒヨドリの声がにぎやかです。なかなか樹冠部にいるその姿を見つけるのは大変ですが、博物館の3階からはちょうど窓越しにその辺りをみることができます。高所にいるヒヨドリはリラックス... 2024.12.11 博物館だより
博物館だより 2024/12/4 実習生による展示 博物館では毎年学芸員課程の4年生を対象の実習を7・8月と11月の2回行います。11月では、4日間かけて展示実習を行いました。参加学生は10名で、1日目は各自企画書作成とプレゼンテーション、2日目以降は5名ずつ2つのチームでグループワークを行... 2024.12.04 博物館だより
博物館だより 2024/11/20 カントウヨメナの花 博物館前のオオシマザクラの株の根本付近にキクが咲いています。晩秋に咲く薄紫色のキクとしてノコンギクかと思いましたが、葉の手触りが違いました(あまりざらつかない)。花の終わった頭花をみると、冠毛が目立たないため、カントウヨメナと同定しました。... 2024.11.20 博物館だより
博物館だより 2024/11/13 新展示紹介 寄生虫 1階展示室透明標本コーナーの一角に新しい展示が加わりました。「生態系の重要な構成員 寄生虫」(展示協力:獣医学科医動物学研究室)食中毒の原因としてよく聞くアニサキスも展示しています。ニシンの卵巣(数の子)に寄生した幼虫です。ぜひご覧ください... 2024.11.13 博物館だより
博物館だより 2024/7/17 夏休みのイベント参加者募集中【受付終了】 博物館では夏休みにイベントを2つ開催予定です。1つ目は「夏休み宿題相談会」7/27(土)・8/9(金)初の試みですが相談員の先生方は現在熱心に準備されています。2つ目は「むらさきの丘サイエンス・セミナー」8/5(月)24回目を迎える今回のテ... 2024.07.17 博物館だより
博物館だより 2024/7/12 城ヶ島でタカチホヘビの記録 本種は夜行性で目立たないことから、知名度の低いヘビです。日本では1888年に昆虫学者の高千穂宣麿先生が九州の英彦山で発見されるまで、認識されていませんでした。もと横須賀市自然・人文博物館学芸員でおられた柴田敏隆先生は、三浦半島ではあまり珍し... 2024.07.12 博物館だより
博物館だより 2024/6/26 路傍で海岸植物の観察 スカシユリ生育地国道134号の稲村ヶ崎付近の歩道では、アスファルトの目地や歩道の隅に海岸から飛んだ砂が堆積しており、様々な海岸植物を観察することができます。当地は、平常時は一見普通の道路とかわりませんが、度々波しぶきを伴う強い南風が吹き続け... 2024.06.26 博物館だより
博物館だより 2024/6/13 大学構内のオナガ 5月頃から突然、大学構内でオナガの声を耳にすることが多くなりました。きっとこの声をみなさん聞いたのではないでしょうか。大学に近い引地川周辺では比較的よく見ましたが、大学構内ではやや稀な印象がありました。 オナガは、その名の通り尾の長いカラス... 2024.06.13 博物館だより