博物館だより 2025/5/7 初夏の渡り鳥 三浦半島の沿岸は、遠浅の岩礁海岸と砂浜が交互に見られます。春から初夏(4~5月)と秋(8~9月)の二期には、旅鳥と呼ばれるシギやチドリの仲間が見られます。 チュウシャクシギ,キョウジョシギ,キアシシギ(以上シギ科),メダイチドリ(チドリ科)... 2025.05.07 博物館だより
博物館だより 2025/4/23 昔、ユリ科だった植物 博物館の入り口にはツツジ類の植込みがあり、花の見頃を迎えているのですが、時々当地が雑木林だった頃から生育していたと思われる野草がみられます。ホウチャクソウもその一つで、本館ツツジの植込みやクスノキの足元に生育が見られます。ホウチャクソウ「ほ... 2025.04.23 博物館だより
博物館だより 2025/04/16 ウミウの旅立ち 大学周辺では、ツバメ,イワツバメなど夏鳥が見られる様になりました。一方、冬鳥のウミウは北国へ渡る時期を迎えています。ウミウは通常、海面すれすれを飛ぶことが多いのですが、渡りの時期には空高く飛ぶことがあります。動画_渡りのウミウ(2025年4... 2025.04.16 博物館だより
博物館だより 2025/4/11 博物館裏のカントウタンポポ 博物館の裏はコナラやイヌシデなどの雑木林にとなっていて、日当たりのよい場所には、タンポポ類が生育しています。博物館裏のタンポポ群落多くは、外来種のタンポポですが、在来種のカントウタンポポも見られます。カントウタンポポ 4/8(火)に日本武道... 2025.04.11 博物館だより
博物館だより 2025/4/2 三浦半島のトウキョウサンショウウオ トウキョウサンショウウオは、神奈川県内では三浦半島にのみ自然分布し、近年激減した両生類の一種です。国のレッドデータブックでは「絶滅危惧Ⅱ類」(VU:絶滅の危険が増大している種)、神奈川県のレッドデータブック(2006年)では、「絶滅危惧Ⅰ類... 2025.04.11 博物館だより
博物館だより 2025/3/26 エナガの羽毛運び 博物館の周囲では、ウグイスがさえずりはじめ(3/24)、ツバメも渡ってきました(3/26大学上空にて初認)。今日(3/26)は本館前のオオシマザクラでエナガが小鳥の羽毛をくちばしでくわえていました。エナガはスズメよりも小柄な尾の長い小鳥です... 2025.04.11 博物館だより
博物館だより 2025/3/19 サンドウィッチ食べてます トビの趾あしゆびの爪に注目!危険です! 江の島でサンドウィッチを食べるトビ トビは、ウ類が水中で捕獲した魚をくわえて水面上に浮上した瞬間に空中から襲うことや、サギ類やカモメ類が採った魚を呑み込めない間にさらうことがあります。 これらは盗賊行... 2025.04.11 博物館だより
博物館だより 2025/2/26 博物館前のシロハラ 博物館入口の両端にはツツジ類低木の植込みがあり、この植込みの前を通りかかると時々「ガサガサ」と落葉の動く音が聞こえてきます。音の主はシロハラかも知れません。2016年3月16日 遊行寺 「ガサガサ」は探餌時に落ち葉をめくる音です。シロハラな... 2025.02.26 博物館だより
博物館だより 2025/2/14 ヤマアカガエルの産卵 いつも両生類を調査している大学院生に、ヤマアカガエルの産卵地を案内して戴きました。場所は、三浦半島の谷戸です。ヤマアカガエルやトウキョウサンショウウオなどは、冬の雨が降った晩などに水辺に集まって産卵しますが、今年は雨が非常に少ないため、つい... 2025.02.14 博物館だより
博物館だより 2025/1/15 魚のウミヘビ かつて博物館ではボランティアの学生が主に魚類の飼育展示をしていた時期がありました。現在博物館では公開していませんが、当時から飼育していた3尾を今も飼育しています。ホタテウミヘビとダイナンウミヘビ、ギンブナ(写真なし)を各1尾です。ホタテウミ... 2025.01.15 博物館だより