来年の干支は馬です。博物館の2階、家畜と伴侶動物の展示室では、現在4品種のウマ標本を展示しており、この内の一つは本州唯一の在来馬「木曽馬」で、剥製と骨格標本のセットです。この馬は長野県南木曽町の五宮神社の御神馬(ごしんめ:神様の乗る馬)「五宮(いつみや)号」です。平成24年に32歳での天寿をまっとう後、木曽馬保存会より寄贈をうけました。


日本の在来馬は、離島などを中心に8品種を残すのみとなっています。日本では明治時代に軍馬改良と称し、大型の西洋品種との雑種化がすすみ多くの地域で在来馬が消失してしまいました。木曽馬も消失の危機にあいましたが、御神馬として従来の血統を受け継いだ馬をもとに回復され、個体数も100頭を超えています。
木曽馬は、家族の一員のように飼育され、とても温厚です。海外のウマと比較して体が小さく、四肢や首も短いのですが、足腰や蹄(ひづめ)が強く、険しい日本の山道に適し、粗食にも強いといわれています。大切にしていきたいですね。


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