2023/10/11 サシバの渡り

博物館だより

10月上旬の北東風が吹いた晴れた朝、葉山の海岸から空を見上げていました。
この時期にサシバというタカが高空を渡るのを観察できるからです。サシバは夏鳥です。
日本で繁殖し、東南アジアなどへ渡ります。

渡りの時、彼らは肉眼で見失う程の高空まで旋回上昇し、その後滑翔します。
これを繰り返しながら、長距離移動をします。
結局8時から10時の約2時間で、8羽を観察できました。

サシバ動画

2分19秒頃 同じ空域で2羽になります。
2分56秒頃   〃  3羽になります。

大学の近くでは大庭城址付近でサシバを観察したことがありますが、まだ大学構内では見たことがありません。でも本当に飛んでいないのか、気付かないだけなのかわかりません。

一方この時期にチョウゲンボウが本館上部にとまったり、付近を飛ぶ姿を時々見ます。
チョウゲンボウは、尾が長くスマートで翼の先端の尖るハヤブサ科の鳥です。
特に朝よく見かけます。是非、探してみて下さい。

博物館のチョウゲンボウ

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