「障がい者就労の場としての「福祉農園」の普及可能性に関する研究」

4年生 内藤 義樹

我が国では、福祉と農業を連携する福祉農園には3つの効果が認められる

・心身のリハビリテーション効果
・共同作業による社会参加促進効果
・障害者の就労訓練・雇用の場

昨今、農業側の労働確保、福祉側の障害者就労の充実等のニーズが高まりから、農と福祉の連携に対する必要性が指摘されており、関連調査や事業が進められている現状である。

こうした動きを受け、農林水産省と厚生労働省は、H27年度より「福祉農園」を制度化し、その普及に取り組んでいる状況である。今後、農業分野における障害者雇用は、ますます拡大される事が期待される

【研究目的】

・農と福祉との連携に関する取り組みの実態や農業側からの「福祉農園」に関する興味や関心などを把握する。
・福祉農園」の普及に資する課題などを抽出、整理し、その対策等について追究する。

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