動物資源科学科を卒業するには、教養教育科目、専門教育の必修科目および選択科目をあわせて124単位以上修得しなければなりません。
この中には、選択必修として実験・実習および演習等(以下、実験実習等)を5単位必ず修得することが定められています。
1年次
必修科目
- 基礎生物学*(2)
- 動物形態学(2)
- 化学概論(2)
- 基礎生化学(2)
- 動物資源科学概論(2)
- 動物生理学(2)
- 動物資源経済学(2)
- 動物遺伝学(2)
- 動物生殖学(2)
- 野生動物学(2)
※基礎生物学は教養教育科目の講義です
選択科目
- 生物資源科学概論(1)
- 生物資源科学フィールド実習(1)
- その他、教養教育科目の講義(語学、人文系、自然科学系など多岐にわたる分野)
実験実習等
- 牧場実習(1)
- 海外フィールド実習(1)
教養基礎科目について
教養教育科目は、言語系、数理系、人文、社会、自然の基礎分野、発展・応用分野、実験、スポーツなどに分かれており、動物資源科学科では、このうち英語8単位と基礎生物学、スポーツ実技Ⅰが必修になっています。卒業にはこの11単位を含め、教養教育科目を30単位以上、専門教育の必修科目50単位および選択科目44単位(うち実験実習等5単位を含む)以上を修得する必要があります。また高校で生物や化学を履修していない場合や、履修の仕方がよくわからないときは、本学部に設置されている「学習支援センター」を訪れてください。生物と化学の補習授業や履修のアドバイスを丁寧に受けることができます。
2年次
必修科目
- 生物統計学(2)
- 生殖生理学(2)
- 動物育種学(2)
- 畜産経営学(2)
- 動物資源科学実験(1)
- 動物衛生学(2)
- 飼料資源学(2)
- 肉と卵の科学(2)
- 伴侶動物学(2)
- ミルク科学(2)
- 微生物学(2)
- 栄養生理学(2)
- 動物応用栄養学(2)
2年次より、希望の専門分野ごとに専門選択科目を選んで受講(あくまでも目安です)
動物の生命科学
- 分子生物学(2)
- 実験動物学(2)
- 免疫生物学(2)
- 化学実験の基礎(2)
- 情報処理論(2)
実験実習等
- 微生物学実習(1)
- 動物生理学実験(1)
- 動物資源科学インターンシップ(1)
動物の生産と利用
- 化学実験の基礎(2)
- 畜産マーケティング論(2)
- 草地・飼料作物学(2)
- 情報処理論(2)
実験実習等
- 微生物学実習(1)
- 動物生理学実験(1)
- 動物資源科学インターンシップ(1)
ヒトと動物と環境
- 分子生物学(2)
- 動物生態学(2)
- 実験動物学(2)
- 情報処理論(2)
実験実習等
- 微生物学実習(1)
- 動物生理学実験(1)
- 動物資源科学インターンシップ(1)
3年次
必修科目
- 動物資源科学演習(1)
動物の生命科学
- 生命工学(2)
- 細胞・発生生物学(2)
- 動物行動学(2)
- 動物心理学(2)
- 食品衛生学(2)
- 動物疾病学(2)
- 動物関連法規・政策(2)
実験実習等
- 動物栄養学実験(1)
- 動物生殖学実験(1)
- 動物育種学実習(1)
- 動物形態学実習(1)
動物の生産と利用
- 家禽学(2)
- 産乳科学(2)
- 産肉科学(2)
- 動物行動学(2)
- 動物心理学(2)
- 資源動物論(2)
- 食品衛生学(2)
- 動物疾病学(2)
- 動物性食品機能学(2)
- 動物関連法規・政策(2)
- アニマルセラピー・動物福祉論(2)
実験実習等
- 動物栄養学実験(1)
- 動物性食品科学実験(1)
- 草地・飼料資源学実習(1)
- 動物育種学実習(1)
- 動物形態学実習(1)
- 動物資源経済学演習(1)
ヒトと動物と環境
- 犬と猫の科学(2)
- 動物行動学(2)
- 動物心理学(2)
- 保全生物学(2)
- 資源動物論(2)
- 食品衛生学(2)
- 動物疾病学(2)
- 動物園学(2)
- 動物関連法規・政策(2)
- アニマルセラピー・動物福祉論(2)
実験実習等
- 動物性食品科学実験(1)
- 伴侶動物学実習(1)
- 野生動物学実習(1)
- 動物形態学実習(1)
- 動物資源経済学演習(1)
4年次
必修科目
- 卒業研究(6)
卒業に必要な単位数
必修科目
教養教育科目:30単位以上(基礎生物学とスポーツ含)
専門必修科目:計50単位
選択科目
選択科目:計44単位
実験実習: 5単位を含む
特徴的な授業
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動物生殖学
生殖活動にかかわる基礎的な諸法則を理解し、応用発展系である家畜の繁殖技術を学びます。
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動物生態学
動物が適応度を上げるため、どのように生活史を進化させてきたのかを学びます。
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動物育種学
野生動物の家畜化の歴史から、統計やゲノム情報を利用した動物育種学まで学びます。
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動物生理学実験
マウスなどを用いて動物の基本的な生体機能について学習します。
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動物心理学
動物の心へのアプローチ方法として、様々な種の行動発現機序などを比較検討します。
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動物性食品科学実験
動物性食品の原料である乳肉卵の品質評価と加工特性を製造実習も踏まえて理解します。