TEACHER
ライフサイエンス系の
総合学部にある獣医学科だから、
獣医師の多彩な職域に対応した
有能な人材が育成できます。
森友忠昭 教授
獣医学科は「獣医師の養成」を目標とする学科です。皆さんは獣医師というと、街の動物病院にいる先生を思い浮かべるかもしれません。しかし獣医師の職域は意外に広く、ペットのような小動物、家畜などの産業動物、動物園・水族館動物の医療に加え、動物由来食品の安全性確保、人と動物の共通感染症の対策、野生動物保護や環境保全など多岐にわたります。最近話題のコロナウイルス感染症のように、動物由来の病原体を監視することなども、獣医師の大事な役目です。その点本学科は、ライフサイエンス系の総合学部である生物資源科学部に属しています。同じキャンパスに動植物やバイオ、食品、環境関連の学科もあり、教員や設備なども充実しています。幅広い分野にまたがる獣医学の研究や、獣医師の育成にとって、非常に恵まれた環境であるということがいえるでしょう。
本学科では入学者選抜の一部に、地方の高校を指定した「指定校制推薦」を取り入れています。これは、畜産や酪農などの盛んな地方こそ獣医師のニーズが高いのに、地方からの入学者が少なく、地方で獣医師が足りていないという現実があるからです。もちろんペットの命を救う仕事も大切ですが、畜産や食品の安全性を守る仕事は、国民の食生活や国の食料安全保障にも関わるスケールの大きな仕事です。創立110年を誇る本学科の卒業生には、今もそうした分野で働く先輩方が少なくありません。責任感が強く、動物や人を思いやることができる皆さん、ぜひ本学科で獣医師をめざし、地域や社会のために活躍してみませんか。
五味浩司[獣医解剖学]
様々な動物の体のしくみ(構造)を肉眼解剖学的レベルから電子顕微鏡による細胞の微細構造レベルまで、比較研究しています。
安井禎[獣医解剖学]
様々な動物の体のしくみ(構造)を肉眼解剖学的レベルから電子顕微鏡による細胞の微細構造レベルまで、比較研究しています。
岡林堅[獣医生化学/分子生物学]
代謝調節や細胞内情報伝達機構を明らかにすることで、生体機能の謎を解明し、感染症や腫瘍など疾病の診断や治療への応用をめざしています。
成田貴則[獣医生化学/分子生物学]
代謝調節や細胞内情報伝達機構を明らかにすることで、生体機能の謎を解明し、感染症や腫瘍など疾病の診断や治療への応用をめざしています。
越後谷裕介[実験動物学]
動物モデルと細胞モデルを用いて、遺伝性筋疾患やウイルス感染症などの難治疾患の病態解明と治療法開発を目指した研究を展開しています。
鯉江洋[獣医生理学]
動物の恒常性とそれが破綻した状態の疾病との関係について取り組んでいます。主に動物の基礎生理学分野と循環器分野を中心に研究しています。
中山駿矢[獣医生理学]
動物の恒常性とそれが破綻した状態の疾病との関係について取り組んでいます。主に動物の基礎生理学分野と循環器分野を中心に研究しています。
山﨑純[獣医薬理学]
分子から細胞、組織レベルの機能解析により、イオン透過タンパク(イオンチャネル)を分子標的とした新たな薬物療法や、抗がん薬を探求しています。
山口卓哉[獣医薬理学]
分子から細胞、組織レベルの機能解析により、イオン透過タンパク(イオンチャネル)を分子標的とした新たな薬物療法や、抗がん薬を探求しています。
渋谷久[獣医病理学]
動物の病気の原因や経過、結果を、病理解剖や病理組織学的検査、免疫組織化学的検査、および分子生物学的手法で解明します。
近藤広孝[獣医病理学]
動物の病気の原因や経過、結果を、病理解剖や病理組織学的検査、免疫組織化学的検査、および分子生物学的手法で解明します。
松本淳[医動物学]
動物の寄生虫と寄生虫病について、その診断や予防に役立つ知見を追究するとともに、新しい検査法の開発、応用などについて研究しています。
増田絢[医動物学]
動物の寄生虫と寄生虫病について、その診断や予防に役立つ知見を追究するとともに、新しい検査法の開発、応用などについて研究しています。
木庭猟達[獣医微生物学]
動物に感染するウイルスの進化や病原性発現機構の解明をめざし、新規ウイルスの検索並びにウイルスと宿主との相互作用の研究をしています。
小川健司[獣医伝染病学]
ウイルスが持つ遺伝子やタンパク質の機能を解析し、新しい治療薬の開発や、ウイルスが病気を引き起こすメカニズムの解明を目標としています。
小熊圭祐[獣医伝染病学]
ウイルスが持つ遺伝子やタンパク質の機能を解析し、新しい治療薬の開発や、ウイルスが病気を引き起こすメカニズムの解明を目標としています。
佐藤真伍[獣医公衆衛生学]
ペットや家畜、野生動物から感染する猫ひっかき病などの人獣共通感染症について研究し、人と動物の健康に寄与します。
橋本統[獣医毒性学]
褐色・ベージュ脂肪細胞をターゲットにした代謝性疾患に対する創薬をめざしています。また、生薬の効果と毒性についても研究しています。
森友忠昭[魚病/比較免疫学]
イヌ・ネコ~魚類まで、様々な動物の免疫のしくみを研究しています。また、世界の食料生産において重要な、養殖魚の病気とその治療、ワクチン開発などを研究しています。
片倉文彦[魚病/比較免疫学]
イヌ・ネコ~魚類まで、様々な動物の免疫のしくみを研究しています。また、世界の食料生産において重要な、養殖魚の病気とその治療、ワクチン開発などを研究しています。
伊藤琢也[獣医衛生学]
動物の免疫や病原体進化の研究に取り組むことで、動物の疾病予防や健康増進に寄与することをめざしています。
瀬川太雄[獣医衛生学]
動物の免疫や病原体進化の研究に取り組むことで、動物の疾病予防や健康増進に寄与することをめざしています。
壁谷英則[獣医食品衛生学]
腸管出血性大腸菌などの細菌性食中毒の疫学とそれらの病態について研究し、食の安全と健康に寄与します。
日向綾子[獣医食品衛生学]
腸管出血性大腸菌などの細菌性食中毒の疫学とそれらの病態について研究し、食の安全と健康に寄与します。
亘敏広[獣医内科学]
付属動物病院に来院する犬や猫の一般内科、消化器科の診療を担当し、病気の治療や診断法に関する臨床研究を行っています。
関口尚希[獣医内科学]
付属病院の内科を担当し、超音波、CT、内視鏡や腹腔鏡を用いて動物の消化器疾患を中心に教育、研究を行っています。
山谷吉樹[獣医麻酔・呼吸器学]
犬や猫を中心に呼吸・循環器疾患をもつ患者の病型分類・重症度判定・治療戦略・麻酔疼痛管理・救急救命に関する教育・研究を行っています。
合屋征二郎[獣医放射線学]
エックス線検査、CT 検査、MRI 検査により体の内部の異常を診断し、放射線治療装置を用いて腫瘍の治療を行っています。
谷浩由輝[獣医放射線学]
エックス線検査、CT 検査、MRI 検査により体の内部の異常を診断し、放射線治療装置を用いて腫瘍の治療を行っています。
大滝忠利[獣医臨床繁殖学]
家畜の繁殖能力向上のため、乳牛の代謝病が繁殖機能に及ぼす影響の解明、子宮疾患と卵巣機能、豚の凍結精液作製技術などの研究に取り組んでいます。
浅野和之[獣医外科学]
付属動物病院での外科手術や診療を担当し、がんに対する高度医療、神経や骨の再生医療、内視鏡外科などを研究しています。
枝村一弥[獣医外科学]
付属動物病院での外科手術や診療を担当し、がんに対する高度医療、神経や骨の再生医療、内視鏡外科などを研究しています。
関真美子[獣医外科学]
付属動物病院での外科手術や診療を担当し、がんに対する高度医療、神経や骨の再生医療、内視鏡外科などを研究しています。
山崎敦史[獣医外科学]
付属病院での外科手術や診療を担当し、外科臨床の研究や教育を実践しています。特に、がんに対する高度医療、神経や骨の再生医療、内視鏡外科などを中心に研究しています。
北川勝人[獣医神経病学]
付属動物病院で、犬や猫の神経内科・外科疾患の診療を担当し、脳腫瘍と水頭症の診断治療や脊髄再生医療に関する研究を行っています。
堀北哲也[獣医産業動物臨床学]
牛、豚などの家畜(産業動物)の疾病に係る診断、治療および予防対策の開発や臨床研究を行っています。
大野真美子[獣医産業動物臨床学]
牛、豚などの家畜(産業動物)の疾病に係る診断、治療および予防対策の開発や臨床研究を行っています。