ようこそ獣医公衆衛生学研究室へ!!
R3.12.15 更新
ペットから人に感染する病気(人獣共通感染症)や食肉や乳、卵などの動物由来食品の危害から人の健康を確保することも私たち獣医師の重要な仕事です。獣医公衆衛生学研究室では、獣医学の中でも特にヒトと関わりの深い人獣共通感染症や、細菌性食中毒などの基礎研究をしています。
私たちの研究室は、獣医学教育が6年制になるのに伴い、1982年に設立されました。この年、勝部泰次先生が、国立予防衛生研究所(現、国立感染症研究所)から日本大学へ教授として赴任され、現在の研究室の研究活動の土台が作られました。勝部先生は2000年3月で御勇退され、2001年4月〜2003年6月まで見上彪先生が教授として在職されました。
2005年4月より丸山総一先生が教授として現在の獣医公衆衛生学研究室を主宰されています。丸山先生は、第139回日本獣医学会(平成17年3月30日)において、「猫ひっかき病の疫学に関する研究」で栄えある日本獣医学会賞を受賞されました。
また、私たちの研究室は2004年度から研究拠点を学内に新設された動物医科学センターへ移し、新たなスタートを切りました。当研究施設ではDNAシークエンサー、リアルタイムPCR、DNAマイクロアレイ、フローサイトメーターなど最新の機器類が充実しています。現在、総勢24名のスタッフが、これらの機器を駆使して日々研究に励んでいます。