食品ビジネスインターンシップ

職業体験を通して、将来の自分の姿を考える

2019年度の食品ビジネスインターンシップは、8社(団体)の協力を得て実施しました。ご協力頂きましたのは、食品企業2社【秋本食品(株)、(株)ドトール】、農協(農業生産・流通)1団体【JA横浜】、流通サービス業1社【マーケティングフォースジャパン】、花流通業者1社【フラワーオークションジャパン】、金融共済事業1団体【こくみん共済coop】、認証機関(国際組織)1団体【Marine Stewardship Council (海洋管理協議会)】、食品事業協同組合1社【(株)テロワール&トラディション・ジャパン】です。

受講学生20名は、事前学習会で実習先でのマナー講座や担当者との打合せなどを行った後、主として夏休み期間に、それぞれの実習へ参加しました。実習先により実習期間は様々で、実習先によっては他大学の3年生と一緒に実習を行うこともあります。職種や実習内容に合わせてスーツになったり、作業着に着替えたりし、派遣先の業務の中で、「働くことを経験」し、「その業界の様子を間近に垣間見る」とともに、周囲に気を配り、自ら考え、行動する大切さなどの「社会人として必要なこと」について学びを深めました。食品ビジネスインターンシップでなければ見聞することができない現場体験を通じ、自らの進路や将来像を考える上でも貴重な機会となったようです。

実習終了後、恒例の報告会を9月26日に開催しました。今年は5団体のお世話になった担当者と後輩の2年生が見守る中、緊張した面持ちでそれぞれの実習体験を発表しました。報告会に参加した本学科の2年生からの評判も上々で、発表を聴いた下級生たちが、来年度どのようなに取組んでいくかも楽しみです。報告会の後、担当者や学科教員を交えた反省会を開催し、今回の実習をみんなで振り返り、また他の派遣先の情報を共有するなど有意義な時間を過ごしました。

個々の受講学生が真摯な態度で実習に取り組んでくれたため、本年度も実習先の企業・団体から多くのお褒めの言葉をいただきました。食品ビジネスインターンシップでの体験を通じて、成功したことは自信にし、失敗したことは反省し、今後の就職活動に望んでくれることを期待しています。

横浜みなと博物館での子供を対象としたMSCクイズイベント
こくみん共済coop本部での実習報告会
JA横浜での調理実習(横浜名産の小松菜)後の記念写真
ドトールコーヒーの店舗開発のためのヒアリング調査
インターンシップ終了後の報告会の様子
企業の担当者や学科教員を囲んでの懇親会

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