フードコーディネート実習

フードコーディネート実習

様々な実習により、食をプロデュースすることを身近に考える

3年生前期に開講するフードスペシャリスト、フードコーディネーター資格取得に必要な科目です。座学で学んだ内容を実習でアウトプットすることによって、知識が習熟することを目的に大きく2つの内容で実習しています。

1つめはフードコーディネートの基礎を実習で確認、経験するもの。色彩による食への影響を学び、自分たちで考えたコンセプトに合わせたテーブルをコーディネートします。さらに日本の文化として、今年はふろしきによる”食を包む”経験からエコについて考えました。世界の食文化として、雪印メグミルクさんによる牛乳・乳製品、チーズセミナーも実施。普段食べる機会の少ないたくさんの種類のチーズをご用意いただき、試食により製法や原料の違いを実感できる貴重な学びの場となりました。

2つめはより実践的な食企画を立案する内容。農産物流通ジャーナリストとして活躍する山本謙治先生を講師としてお迎えし、食材の仕入れについて実例を交えて講義いただき、さらに農産物の違いが生まれる仕組みについて食べ比べを通して本物の味を実感。そしてオリジナルの弁当商品を企画し、事業計画を立てるグループワークをしました。料理写真の撮影法も学び、オリジナル弁当の写真撮影を実施。今年はカメラを提供いただいているオリンパスさんの新宿のギャラリーで写真展を開催し、エシカルを訴求するとともに、「おいしそう!」という感想をたくさんいただくことができました。

食品ビジネス学科ならではの様々な実習内容や貴重な食経験を通じて、豊かな考え方を持って社会で活躍する人になってほしいと思っています。

ふろしき研究会 原野先生によるふろしき包み方講座
雪印メグミルクさんによるチーズの10種類食べ比べ
エシカルなお弁当コンセプト発表の様子
「学生が考えた・作った・撮った!これぞエシカルなお弁当」写真展
山本謙治先生と学生も写真展を見学し、オリンパスさんに感謝
オリンパスギャラリーでの写真展紹介看板

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