宮部・片上ゼミ

真室川町における新しい郷土料理の開発

宮部・片上班(農村資源開発論・フードツーリズム論研究室)は、山形県真室川町にてフィールドリサーチを行いました。
真室川町のフィールドリサーチでは、地域の食文化に着目した現地調査を行うことを通じて、真室川町の郷土料理を学ぶとともに、地域の食文化の活用を目指して、地域の食材を活かした新たな郷土料理の開発を行うのが眼目です。

そうしたフィールドリサーチ1日目は、真室川町に関するお話を真室川町長、役場の方々にお聞きした後に、真室川町内の現地見学(伝統野菜の見学、梁漁の見学、養蜂の見学と多様な蜂蜜の試食等)を行いました。そして、その後は真室川町の郷土料理を囲んでの交流会を開催して頂き、実際に郷土料理を頂きながら真室川町の食文化についての理解を深めました。

フィールドリサーチ2日目は、真室川町の食材を用いた新しい郷土料理の試作に取り組みました。郷土料理の試作の取り組みは、前期の授業を通じて学びを深めた知識と、現地調査を交えて食材を調達し、写真のようにいろいろな料理を作らせて頂きました。そして、完成した料理を、真室川町の方々と一緒に試食するとともに、各チームで開発した新しい郷土料理についての詳細をまとめて発表させて頂きました。

試食会では、真室川町の方々といろいろとお話をさせて頂きながら、味の感想を頂き、その内容を深めることができました。また地元のメディアの方々からの取材も受けさせて頂き、学生自ら、フィールドリサーチの成果についてお伝えさせて頂きました(2016年8月6日付の山形新聞に本フィールドリサーチについての記事を掲載して頂きました)。

真室川町でのフィールドリサーチは、真室川町の皆様のあたたかいご支援により、終始和やかな雰囲気の中で、学びを深めることができました。真室川町の皆様、貴重な学びの場をご提供頂きまして、誠にありがとうございました。

真室川町長から町の概要についてお話を頂きました。
真室川町の農業見学
真室川町の直売所での調査
新しい郷土料理の試食会。多くの方々と意見交換を行いました。
新しい郷土料理として提案した真室川町の食材をたっぷり使ったグラタン「まむぐら」
日本一小さなトンボに出会える真室川町の中村湿原にて

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