食ビの人々

浅野 貴博 Takahiro Asano 東洋水産株式会社
2008年度卒業(業種 製造業)

たとえ失敗しても、克服できます。
日本大学の誇りを持って、妥協せずに、好結果を信じてチャレンジしてください。

これまでの歩みについてお聞かせください

食品ビジネス学科は、幅広く学べる学科で、私も経済や流通、製造などさまざまな分野を学びました。ゼミは、食品産業構造の研究室に所属し、メーカーの生産構造や需要と供給をテーマに、取り組んでいました。同時に、ビジネスマナーを身につける場でもあり、大矢先生からはさまざまなスキルを教えていただきました。それは社会人となってからも、大いに役立っています。食べることが大好きだったこともあり、就職活動では、食品メーカーを最重点に活動を行いました。何社か内定をいただいたころ、ふと、昔から好きだった3食焼きそばのパッケージを眺めていると、おなじみのマルちゃんとともに東洋水産という社名が飛び込んできました。そこで興味を持って、企業研究を行ってみると、焼きそばだけではない総合食品メーカーでした。縁というのは不思議なものですが、そこで俄然興味がわいて、選考に進み、入社することができました。

現在の仕事内容は?

営業希望だったのですが、入社後は、情報システム部に配属されました。以来、これまでシステムに関する業務を担当してきました。現在は、ITインフラのチームに所属して、社内のインフラ整備やネットワーク構築などを手がけています。今、2つのプロジェクトが動いているところなのですが、ひとつはメールシステムの再構築で、グループウェアのプロジェクトです。そして、もうひとつが、電話のシステムの再構築です。より良いコミュニケーションツールの導入を目指して、整備に取り組んでいます。言うまでもなく、ビジネスにパソコンは欠かせません。トラブルが発生したときなど、迅速な対応を行って、感謝されると、やはりうれしいものです。ありがとうという言葉は、励みになります。実は、アメリカの研修にも参加しました。当社はグローバルにビジネスを展開していて、海外で工場を新設する際などはIT部門も現地に同行します。昨年の春にはテキサスの工場新設に伴い、既存業務(IT部門の業務)の応援をしました。語学力を磨いて、海外のスタッフとコミュニケーションを取りながら、海外スタッフのニーズにもっとスムーズに応えるようになることが私自身の課題だと考えています。

これから就職活動を開始する後輩たちにアドバイスをお願いします

最近の学生はみんな同じカラーだということを耳にします。ありのままを出して行けば良いのではないかと、私は思います。就職活動にも、妥協せず、臨んでほしいですね。大手企業だから無理とか、できないとか、そういう既成概念は捨ててほしいのです。日本大学はとても良い大学だと思います。誇りをもってチャレンジしてください。たとえ失敗しても、失敗は克服できるものです。やはり、就職活動に向かう姿勢は大切です。説明会で質問もしないというのでは話になりません。手を挙げて、質問することで、きっと自信も生まれるでしょう。そんな姿勢は、きっと面接にもつながります。好結果を信じて、チャレンジすること。皆さんが、希望の就職ができるよう、先輩としてエールを送ります。

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