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活躍する学生たち

食を通じて、いろいろな人に喜びや感動を与えていきたい。

――――「自分たちにできることがあるはずだ」という思いでサークルを結成!

私が入学したのが、ちょうど東日本大震災が起こった時期で、入学式も例年よりも遅れて行われました。これから新しい学生生活が始まるという時だったので、とてもショッキングな出来事だったのを覚えています。特に、食料不足を目の当たりにしたときには、じっとしていられない気持ちになり、自分たちで「食を通じて地域に貢献したい」と思いが、私たちの中に生まれてきたのだと思います。それが「Highers☆」という商品企画・開発サークルをつくったがきっかけです。しかし、いざ立ち上げるといっても、私たちの考えるようなサークルは前例がなく、最初は大学になかなか認めてもらえませんでした。学生課に通い、根気強く、自分たちの思いを伝え、ようやく公認サークルとして活動できるようになったのです。

――――美味しさだけでなく、喜んでもらえる料理を提供したい!

まず取り組んだのが、本学のカフェテリア「スエヒロ」での新メニューの考案です。食材は、学部の付属農場や近場の生産者の野菜などの地産のものに限定し、料理をつくるにあたっては、仕入れ先である生産者に食材の特徴や、最適な調理法などを徹底して取材しました。この時こだわったのが、旬の野菜を使うこと。学生たちには、料理を通じて四季を感じてほしいと思ったからです。また国際貢献活動を行っている「TABLE FOR TWO」を通じて、アフリカの子どもたちの学校給食改善のために、この販売代金の一部を寄付しました。その他にも、近隣の高齢者福祉施設に通われている高齢者が集う「コミュニティレストラン」の企画・運営を実施。ご高齢の方は、おひとりで食事をとることが多いので、食べたい料理をメニューにすることを思い立ち、利用者に話を聞き、リクエストに応える料理を創作しました。お客様からも「おいしかった、ありがとう」というたくさんの喜びの言葉を聞くことができました。私が受賞した「優秀学生顕彰」は食を通じた地域貢献や国際貢献が認められたからですが、根本はこうした一つひとつの地道な取り組みが評価に結びついたのだと思います。

――――本気でぶつかれば、周りがサポートしてくれます!

サークル活動で経験したことを、今度はビジネスで生かしていきたいと思い、就職先は食品商社を選びました。活動を通じて一番学んだのは、手作り料理の大切さです。あたたかい料理や、ひと手間かけた料理は、本当に喜んでいただけます。最近は、料理の簡便化が進んでいますが、今一度「手作り」の大切を広めていきたい。商社であれば、さまざまな食材を組み合わせて、ちょっとしたひと手間で、愛情を感じられる料理を食卓に提供できると思います。本学は、本気で取り組んでいけば、先生はもちろん学生課のスタッフの方々も親身になって、バックアップしてくれます。カフェテリアでの新メニューなども、学生課の方に仲介していただき、実現できました。実績がないながらも、懸命に取り組む私たちの想いをご理解いただいたのだと思います。学生時代にしか経験できないことが、必ずあります。失敗してもいいので、新しいことにどんどんチャレンジしてみてください。

選手としてよりもキャプテンとして、学び得たことが多い4年間でした。

――――日大のローラーホッケー部に入るのが夢でした

ローラーホッケーとはパックと呼ばれる平たいボールを、スティックを使って相手のキーパーが守るゴールに運ぶスポーツです。シューズや競技場などは異なりますがアイスホッケーとほぼ同じです。私は小学生の頃に、地元でローラーホッケーを習っていました。中学ではバスケットボール部、高校はゴルフ部に入り汗を流しましたが、その間も、ホッケー教室に通い、子どもたちの指導やサポートを行っていました。教えているうちに、次第に選手として「やってみたい」と思いが強くなり、日本大学のローラーホッケーに入部。もともと3歳年上の姉が生物資源学部に入学していて、ローラーホッケー部員でもありました。キャンパスライフをエンジョイしている姿を観ていたので、憧れもあったと思います。本学を選んだ理由の1つでもあります。

――――最後の最後まで諦めずにチャレンジすること

1年生から数々の試合を経験してきましたが、一番印象に残っているのは、3年次にキャプテンとして臨んだ東日本学生選手権大会です。私が1,2年生のときは日本一になるぐらい、チームがとても強かったのですが、先輩たちが卒業して、私がチームをつくるとなってから、全く結果を出すことができずに、ずっと悔しい思いをしてきました。それが、この大会ではじめて優勝することができたのです。正直、最後の試合まで目が離せないくらいライバル校と接戦しており、さらに優勝決定戦の相手が、そのライバル校だったのです。引き分け以上で日大優勝という大事な試合は、劣勢にあった日大が残り1,2秒というところで点をきめて、同点に追いつき、見事総合優勝を勝ち得たのでした。これを機に、選手たちには最後の最後まで諦めない気持ちが芽生えた、非常に感動的な試合になりました。

――――チームの模範となるように、人一倍努力した

実は私たちのチームにはコーチや監督がいないので、自分たちでチームを運営しています。だからキャプテンとして、時には同期に対しても厳しく接するときもありました。そのために、皆の模範となれるように、人一倍練習にも励みました。自分が考える以上に、チームの皆は私のことを理解して、頑張ってくれました。4年次最後の選手権大会はライバル校に負けてしまいましたが、後半のラスト10分には、今までにない良いプレーを連発しゴールを量産。チームとして一体感のある試合ができました。振り返れば、一番うれしいことは、ローラーホッケー女子日本代表として選ばれ、得点を決めたことですが、多くのことを学べたのはキャプテンとしての活動です。悩んで苦しんだ分、得ることも大きかった学生生活でした。皆さんも何か目標を決めたら、ぜひとことん続けてみてください。最後まで諦めずに取り組むことが、この時期は大切なのだと思います。

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