常に壁はついてくる。
それならば
前向きに立ち向かったほうが良い。

株式会社紀文食品

野村 哲也(2008年度卒業)

【業種】
製造業

これまでの歩みについてお聞かせください

大学時代は川手先生のゼミに所属していました。第一希望ではなかったのですが(笑)今思い返すと、最高のゼミだったんじゃないかなと思っています。はじまってみると、先生はおもしろいし、旅行に行ったり、スノボーをしたり、みんなとても仲がよくて、とてもいい大学生活を送ることができました。卒業後は、かまぼこや竹輪などを扱う食品メーカーの紀文食品に入社しました。営業としてスーパーに自社商品を売り込むために、取引先と日々商談をしています。私は10月中旬頃から就職活動を始めましたが、様々な企業の情報を集め、業界比較をするうちに本当にやりたいことが徐々に決まってきました。食品メーカーは人気がある業界だけに採用枠が非常に少なく、最初の頃はなかなか面接に辿り着けず、辿り着いても一次で落とされることがほとんどでした。でも私のように数多く経験し、場慣れすることで突破できることもあるので、なるべくたくさんの企業の方の話を聞いて、前向きにチャレンジしてほしいと思います。

これから就職活動を開始する後輩たちにアドバイスをお願いします

言葉は悪いかもしれませんが、就職活動を口実に、さまざま社会人の方の話を聞いたり、対話したりする機会を増やし、出会いを求めていくこと、新しい人脈を作っておくことも大切です。私の場合、紀文食品に食品経済学科のOBの方がいらっしゃり、一度その方と話をさせていただく機会がありました。三次面接ではその方が面接官でしたが、後輩ということもあって私を覚えていてくださり、そのお陰で現在の自分があると感じています。この経験から、人事の方や面接官にこの会社に入りたいという熱意を伝え、自分を印象づけておくことの大切さを実感しています。現在は就職難で私の時代より大変だと思いますが、いろいろな企業にたくさん足を運んで、いろいろな方の話を聞いて、いろいろな人とつながりを作って、決してあきらめずに頑張ってください。1年先輩として、皆さんの頑張りに期待しています。

(取材・撮影:2009年12月5日)

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