仕事でも面接でも、
大切なのは
相手との円滑なコミュニケーション。

生活協同組合ドゥコープ

宮野 陽介(2008年度卒業)

【業種】
卸・小売業

現在の仕事内容は?

パルシステム・生活協同組合ドゥコープは、市民活動支援金制度で様々な市民活動を応援することを理念に発足されました。私は100軒ほどの配送を担当していますが、ただ単に荷物を届けるだけでは宅配便と同じです。消費者に生協を知っていただき、食の安全・安心を伝えていくのがドゥコープの仕事。そのためにも組合員さんとコミュニケーションを図ることが何よりも重要だと考えています。コミュニケーションが大切なのは、仕事でも面接でも同様です。私はまだ社会に出て間もないので、仕事で得たコミュニケーション作りの方法を紹介しながら、面接の基本をお話したいと考えています。

これから就職活動を開始する後輩たちにアドバイスをお願いします

コミュニケーション作りのポイントはスマイル、そしてあいさつです。自分から先に相手の顔を見て、元気よくあいさつをすると信頼感が高まります。もう一つは感謝の気持ち。お客様に対しても、面接官に対しても「ありがとうございました!」と大きな声で気持ちを伝えることはとても大切だと思います。次は、自分の名前をしっかり言うこと。自分の名前は相手に安心感を与え、自分自身に責任を持つことにもつながります。私はスマイル、あいさつ、感謝の気持ち、名前を名乗ることを心がけて組合員さんとコミュニケーションを図っています。これは面接で相手とよりよいコミュニケーションを図ることにもつながりますので、今からクセをつけておくことをおすすめします。また、食品業界を志望するなら3つのSに気を配ることは原則です。3つのSとは清潔、すっきり、爽やかさ。汚れた服装や長髪、無精髭、伸びた爪は論外です。第一印象は最初の7秒で決まると言われているので、面接時には身だしなみにも気を配ってほしいですね。そして最後は健康面。本番当日に向けて体調を万全にもっていくことが大切です。それまでどんなに頑張っても体調管理ができない人は企業も採用してくれないので、細心の注意を払って最良の状態で本番を迎えてほしいと思います。

(取材・撮影:2009年10月31日)

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